埼玉純真女子短期大学

実地視察大学の概要

1.課程認定を受けている学科等の概要

事項 記入欄
大学名 埼玉純真女子短期大学 設置者 学校法人 福田学園
  学部・学科等の名称 認定を受けている免許状の種類・認定年度 備考
学科等 入学定員 設置年度 免許状の種類 認定年度
学部・学科等の組織及び認定を受けている免許状の種類等の概要 英語コミュニケーション学科 50人 昭和58年度 中二種免(英語) 平成11年度  
こども学科 150人 昭和58年度 小二種免
幼二種免
平成17年度
平成17年度
乳幼児保育学科第二部 50人 昭和58年度 幼二種免 平成11年度
入学定員合計 250人  

2.教員組織(課程認定を受けている学科等の専任教員数)

(1)教科に関する科目

  • 英語コミュニケーション学科
    • 中二種(英語) 5人
  • こども学科
    • 小二種 6人
    • 幼二種 5人
  • 乳幼児保育学科第二部
    • 幼二種 1人

(2)教職に関する科目

  • 中等教育教員養成 2人
  • 初等教育教員養成 11人(うち1人が中等教育と兼ねている)
     ※ 初等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員は、中等教育教員養成の教職に関する科目の専任教員を兼ねることができるため、教職に関する科目の専任教員は中等と初等で重複している場合がある。

3.教員免許状取得状況及び教員就職状況(平成17年3月卒業者)

学科等の名称 卒業者数 免許状取得者数 教員就職者数
英語学科 10人 7人 0人
児童教育学科初等教育学専攻 18人 18人 8人
児童教育学科幼児教育学専攻 119人 116人 43人
幼児教育学科第二部 9人 6人 3人
合計 156人 147人 54人

(平成17年6月16日(木曜日))埼玉純真女子短期大学 視察委員:山﨑委員、渡久山委員

視察の際の確認事項 委員による評価又は指導・助言
全般的事項
  • 平成16年度より、従来の児童教育学科をこども学科に変更し、さらに平成17年度より学科内の専攻を廃止した。
  • 地域の教育委員会・学校等との連携を積極的に図り、学生が教育現場との交流を深めることで、教職への志望を高めるようにしてほしい。
個別的事項 教員組織
  • 英語コミュニケーション学科の中二種免(英語)の教科に関する科目で、専任教員数が2名不足している。
  • 初等の教職に関する科目の『〈教育課程及び指導法に関する科目(各教科の指導法を除く)〉〈生徒指導、教育相談及び進路指導等に関する科目〉』の分野で専任教員が1名不足している。
  • 平成17年度から課程認定を受けているが、既に申請書と異なる専任教員の配置が行われている。
  • 専任教員の不足について、すみやかに解消すること。
  • 教育課程、専任教員の配置の変更があれば、科目の変更届についても提出すること。
教育課程 教職に関する科目等
  • 「総合演習」について、12のテーマに分けて授業を行っている。
  • 特色ある授業科目を積極的に活用して、履修指導にあたってほしい。
教育実習
  • 小学校・中学校・幼稚園の教育実習や介護等体験などについて、それぞれの委員会が学内で連携を取りながら学生への指導を行っている。
  • 今後も、学内のそれぞれの委員会が連携を取りながら、学生への適切な教育実習指導を進めてほしい。
履修指導等
  • 入学時のオリエンテーションにより、学科の性格や免許状取得の意味などを説明し、教務委員会においても履修指導・教育相談を行っている。
  • 学生が2年間の見通しの中で、適切に履修できるよう指導してほしい。
介護等体験の状況等
  • 小学校・中学校教員免許希望者が幼稚園免許希望者に比べて少ないため、介護等体験希望者は10数名程度である。
  • 人数の多少に関わらず、介護等体験事業の体制を充実し、受入施設との連携もさらに図ってほしい。
免許取得状況及び教員就職状況
  • 大学の卒業者約160名中、約9割の学生が免許状を取得し、そのうちの約35パーセントが教員採用者である。
  • 今後の長期的展望にたった就職支援をお願いしたい。
施設・設備の状況
  • 小学校の教科書・学習指導要領については整備されているが、図書の利用状況が少ない。
  • 参考図書の利用など、各教員の授業と連動させたりして、図書館の活用を図り、併せて教職関連資料等を用いた教職資料コーナーの設立も検討してほしい。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課

-- 登録:平成21年以前 --