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資料1－4

民間教育事業者が提供する学習機会について（質の保証や評価について）

1．現状

民間教育事業者等が提供する学習機会（教育サービス）の分野や種類は多岐にわたり、その学習成果の評価の在り方も多種多様。
生涯学習の成果に対する社会的評価を約6割の人が望んでいる。また、検定試験の評価に関する制度について、約6割の人が何らかの中立公平な機関が検定の質を保証する仕組を望んでいる。

2．課題

審議会の答申等における施策の必要性についての指摘
- 社会教育行政は、民間教育事業者・団体との連携を強化することが必要
- 学習機会の質や信頼性は様々であり学習者の選択は容易ではなく、学習者の利益も保護されていない
- 特定地域を越えた学習成果の評価の流通性が必要
- 学習機会の提供者がそれぞれ工夫して多元的に評価することが重要
- 学習者の要請に応じて、民間団体のみならず公的機関による学習成果の評価を拡充することも必要
- 第三者機関が事実確認や証明を行う学習成果の認証システムを構築するための検討が必要

3．今後の具体的方策案

多種多様な民間事業者が提供する学習機会（教育サービス）について、行政との連携方策やその質保証の在り方について検討する。
生涯学習に係る評価制度の創設
- 多種多様な学習機会を全て対象とするのは困難。第一歩として、民間事業者が実施する検定試験を対象とする。
- 行政改革の観点から、国が直接質の保証をするのは困難であるため、第三者評価機関が行うこととする。
- 第三者評価機関が行う評価について、その客観性や質を担保するため、国において、評価を行う際の参考となるガイドライン等を作成することを検討する。