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参考1


「地域NPOとの連携による地域学習活動活性化支援事業」の実施例について



1.「地域NPOとの連携による地域学習活動活性化支援事業」(国庫補助事業)
       様々な地域課題について、地域住民が身近な問題として関心を持ち、地域社会全体で課題解決に取り組むことができるよう、行政とNPOをはじめとする民間団体との連携による地域学習活動の活性化を支援する。
(平成14年度実績:466講座、平成15年度計画:536講座)

2.本事業における地域NPOの関わり方の主な類型
    ・類型1 : 講師の派遣
  ・類型2 : 実施・運営
  ・類型3 : 企画・立案から実施・運営まで

3.類型3の事例について

  ○IT学習(情報の活用)
   
情報通信技術(IT)講習推進事業(千葉県)
   これまで実施してきたIT講習会の成果を踏まえ、情報化社会に適応した学習活動の一層の拡大を図るため、IT基礎技能講習をさらに進めると共に、市民からITサポーターを募集・育成し、ITサポーターによる講習会を開催する。
   パソコンの基本操作、インターネット・電子メール操作やワープロソフトの基本的操作を学ぶ「IT基礎技能講習」、サポーター及び補助インストラクターの役割や、実際の講習で必要な内容についての実践的な学習を行い、初心者への指導ができるようにする「ITサポーター育成講習」、ITサポーターが補助インストラクターを務め、デジタルカメラによる写真をパソコンに取り込み編集等を行う「IT技能講習」を7会場で計198時間実施。
【役割分担】
    NPO 企画・立案、講座の運営
  行   政 資料作成、必要物品の準備、会場手配、広報・申込受付、一部講座の運営

  ○環境・資源・エネルギー
   
「環境探偵団「プロジェクトG」」(山梨県)
   子どもたちが町のゴミのゆくえを探る「環境探偵団」となり、身近な環境問題を考えると同時に、それをメディア化(VTR撮影後パソコン上で編集)する作業を通してIT関係の学習を進める。
   1ゴミ問題について問題提起、2VTR編集に向けての企画会議、3町のゴミのゆくえを取材、4取材をもとに編集作業、5報告発表会等により町民への意識付けの5段階で計50時間実施。
【役割分担】
    NPO 企画・立案、資料作成、撮影機材の提供、講座(14)の運営
  行   政 必要物品の準備、会場手配、広報・申込受付、報告発表会開催・作品の地域配布(5

  ○まちづくり
   
「やすおか土曜学校」(長野県)
   学校完全週5日制導入による地域の青少年の体験活動の機会増大をはかり、生きる力を育むために、地域に存在する豊かな自然・人・生活文化を活用し、多様な体験活動によって子どもたちの全人的成長や地域価値の再発見を促進する。
   「森林と遊ぶ」(里山林掃除・土笛作り)、「生活を学ぶ」(炭焼き、郷土料理)、「伝統を学ぶ」(正月飾り)、「村の歴史を学ぶ」といった講座や、通学合宿等計26時間実施。
【役割分担】
    NPO 企画・立案、資料作成、講座の運営(一部講師は地域住民)
  行   政 必要物品の準備、会場手配、広報・申込受付

※   各事例は平成14年度実績による。


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