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地球環境パートナーシッププラザの概要


1   目的・設立

          様々な環境問題を解決し、持続可能な社会を実現するためには、市民・NPO/NGO、企業、行政といった各社会主体が、それぞれの特性を活かしつつ相互に連携する対等・平等な関係(パートナーシップ・協働)による取組が不可欠である。
   そこで環境省は、パートナーシップによる取組の推進を図る拠点として、平成8年10月、国際連合大学と共同で、東京・青山の同大学の1階に「地球環境パートナーシッププラザ」を開設。また、これと有機的に連携してNGO/NPO活動の支援をはかるため、環境省の組織として「環境パートナーシップオフィス」を隣接スペースに設置。


2   事業

       各主体のパートナーシップによる環境保全の取組を促進させることを使命(ミッション)として以下の事業を行う。
  (1)パートナーシップの促進
    ・ 各社会主体間のパートナーシップ形成の支援ためのコンサルテーションの実施、人材養成(ワークショップによるパートナーシップ・トレーニングの実施等)
交流の場として、その機会、スペース等の提供(ヨハネスブルク・サミットに向けた意見交換会の実施等)
全国の環境情報・学習拠点施設等、ボランティア、NPOセンターとの連携・支援(質問・相談対応データベースの共有等)

  (2)情報の整備、発信
    ・ NPO/NGO、企業、国、地方公共団体、国際機関等約1,100団体の環境保全の取組に関する資料や企業の環境報告書等の収集・提供
パートナーシップ関連の各種情報を掲載したプラザホームページ(http://www.geic.or.jp/geic/)と団体が実施する環境関連イベント情報データベース「環境らしんばん(http://plaza.geic.or.jp/)」の運営、パートナーシップ情報誌の発行
企画展示やセミナー等の開催

  (3)調査研究事業
    ・ パートナーシップ形成、促進のための調査研究の実施


3   運営

       環境パートナーシップの推進拠点であるという性格から、運営にあたってはスタッフは環境省(総合環境政策局民間活動支援室)、国際連合大学、NGO等からなっており、また、パートナーシップの実践者や有識者からなる環境パートナーシップ協議会を設け、助言を得つつ事業を実施している。
   また、隣接する環境パートナーシップオフィスにおいて、会議スペースや印刷機材の貸し出しなどの市民・NPO/NGO支援を行っている。




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