■ |
連邦政府によるサービス・ラーニングの支援プログラム(Corporation
for National Service Learn and Serve America) |
・ |
全米の大学の約半数がサービス・ラーニングを教育手法の一つとして採り入れていると言われている。高校までの市民教育を目的としたものよりも、より専門的な学業との結びつきが強い。 |
■ |
連邦政府のアメリコア・プログラム(Corporation for National
Service AmeriCorps) |
・ |
Volunteers in Service to America (VISTA): |
|
18歳以上の若者が貧困地域で多様なボランティア活動に取組む。年間約6,500人参加。 |
・ |
AmeriCorps NCCC (National Civilian Community Corps): |
|
18〜24歳の若者がチームを組み、環境、生活、教育、災害救助等の活動を行う。年間約820人参加。 |
・ |
AmeriCorps State and National Programs: |
|
18歳以上の若者が、州やNPOが独自に実施する活動プログラムに参加する。年間約55,000人参加。 |
■ |
連邦政府のシニアコア・プログラム(Corporation for National
Service National Senior Corps) |
・ |
Retired Senior Volunteer Program (RSVP): |
|
55歳以上の退職者が知識や経験を活用してボランティア活動を行う。年間約50万人参加。 |
・ |
Foster Grandparent Program: |
|
60歳以上の低所得高齢者が虐待や育児放棄等にあっている子どもを世話する。年間約25,000人参加。 |
・ |
Senior Companion Program: |
|
60歳以上の低所得高齢者が要介護高齢者や障害者の身の回りの世話をする。年間約15,000人参加。 |
|
<メリーランド州立大学:学生数3万人> |
|
・ |
必修科目の授業の教育手法の一つとしてサービス・ラーニングを位置付けている。専門の推進担当部署を設置し、各学部の教授等にサービス・ラーニングの採用を働きかけている。 |
|
・ |
活動機会や受入先団体の情報を教職員や学生に提供している。 |
|
<ボランティア・メリーランド:州政府の機関で、アメリコア・プログラムの実施主体の一つ> |
|
・ |
アメリコア・プログラムに参加する若者と受入団体を選考し、両者の間のマッチングを行っている。 |
|
・ |
参加者と受入団体の両方に追跡調査を行っており、活動者の9割がプログラム終了後もなんらかのボランティア活動を行っている。受入団体の9割が引き続きボランティアを受入れたいとしている。 |