大学入学資格検定の在り方について~社会的通用性を高める新試験を目指して~(答申(案)) おわりに

  • 今回の答申案では、従来の大学入学資格検定の役割を維持しつつも、高校中退者等が新試験を利用しやすいものとするとともに、学校や職業への接続をより円滑にするための方策について提言を行った。
     生涯学習社会の構築を目指し、新試験を生涯学習社会における様々な学習成果を適切に評価する制度として十全に機能するよう提言に沿って具体的措置を講ずることが必要である。なお、高等学校卒業資格の付与については、慎重な議論の上、結論としては、現時点では適切でないと判断したが、社会的通用性を高める努力により、高等学校卒業資格付与と同様の効果を確保できるものと期待している。
     新試験が、社会全体において高く評価されるとともにより多くの人々に活用されるものとなるように関係者の取組をお願いしたい。

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