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教育委員会所管の理由
文化芸術活動は人間の精神活動、教育活動の成果をベースにするものであるので、教育委員会が主体となり、首長部局と連携協力しつつ、学校教育も含む生涯学習として一貫性を持って推進していくべきである。そのため、公立文化会館も教育委員会所管の教育機関としてとらえる。 |
事例 |
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音楽、演劇、舞踊のワークショップ、アウトリーチ活動、鑑賞事業の実施等、地域の人びとの生涯を通じた、舞台芸術に関する教育機関としての役割を果たしている公立文化会館。 |
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公民館施設として文化ホールを設置。(特に町村に多い。) |
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学校教育と連携し、鑑賞教室、演劇祭、合唱祭、出張ワークショップ等を実施している公立文化会館。 |
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首長部局所管の理由
「文化振興行政」及び「地域の文化芸術振興の拠点としての公立文化会館」の所管は、文化行政がまちづくり施策と大きな関連があるので、首長の主導の下、すべての行政が関連する総合的施策として推進することが望ましい。 |
事例 |
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首長主導の下、文化の地産、地消をめざす、文化立県を推進。 |
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観光、まちづくり、地場産業振興の施策として特産品をテーマとした音楽祭を実施。 |
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町長以下多くの町民が創作演劇に出演することにより、文化会館を町民全体の楽しみの場として位置付け、演劇によるまちづくりを推進。 |
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