4.専門職大学院WG及び教員免許制度WGの設置について

専門職大学院ワーキンググループ及び教員免許制度ワーキンググループの設置について

平成17年3月4日
教員養成部会決定

1.設置の目的

 平成16年10月20日、中央教育審議会に「今後の教員養成・免許制度の在り方について」が諮問されたことを受け、これまで教員養成部会において5回の部会を開催し、教員養成における専門職大学院の在り方及び教員免許制度の改革、とりわけ教員免許更新制の導入等について自由討議を行い、主な論点と意見の整理を行ってきたところである。
 一方で、中央教育審議会においては、義務教育全般にわたる改革について審議が進められており、本年秋を目途に方向性を示すこととされている。このような状況を踏まえ、教員養成部会として、より具体的な検討を進める必要があることから、本部会の下に、当面の検討事項に係る専門的な調査審議を行うためのワーキンググループ(専門職大学院ワーキンググループ及び教員免許制度ワーキンググループ)を設置する。

2.主な検討事項(別紙1、2)

3.設置期間

 ワーキンググループは、2.の主な検討事項に関する審議が終了したときに廃止する。

4.その他

(1)ワーキンググループにおいて検討結果を取りまとめた時は、教員養成部会に報告するものとする。
(2)教員養成部会からの求めがあったときは、ワーキンググループの検討の経過を教員養成部会に報告するものとする。
 また、ワーキンググループは必要に応じ、その検討の経過を教員養成部会に報告することができる。

別紙1 専門職大学院ワーキンググループにおける主な検討事項

1.教員養成における専門職大学院制度の活用の必要性

(1)今日の教員に求められる高度な専門性や実践的な指導力
(2)教員養成全体における専門職大学院の役割及び位置付け
(3)その他

2.専門職大学院制度を活用する場合の具体的方策

(1)専門職大学院の制度設計(入学要件、標準修業年限、教員組織、教育内容・方法、学位等)
(2)修了者に授与する教員免許状
(3)設置形態及び整備の在り方
(4)修了者の処遇
(5)その他

別紙2 教員免許制度ワーキンググループにおける主な検討事項

1.教員免許制度の改革、とりわけ教員免許更新制の導入について

(1)教員養成・免許制度の改革の基本的な視点
(2)教員免許更新制の導入の意義及び位置付け
(3)教員免許更新制と他の制度(現職研修、公務員法制、他の資格制度等)との関係
(4)その他

2.改革の具体的方策

(1)教員免許状の授与の仕組み
(2)教員免許更新制の制度設計(有効期限、更新の要件、判定基準・方法、対象者及び対象免許状等)
(3)教員免許状の種類の在り方
(4)教員免許状と教員の処遇との関係
(5)その他

中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会専門職大学院ワーキンググループ委員名簿

敬称略・五十音順

臨時委員 小原 芳明 玉川大学長
   佐々木 正峰 独立行政法人国立科学博物館長
平出 彦仁 横浜国立大学名誉教授,中部大学人文学部教授
横須賀 薫 宮城教育大学長
専門委員            岩田 康之 東京学芸大学教員養成カリキュラム開発研究センター助教授
上野 ひろ美 奈良教育大学教授
小関 洋治 和歌山県教育委員会教育長
菊池 龍三郎 茨城大学長
古賀 正一 市川学園(市川中学校・市川高等学校)理事長・学園長
下谷 昌久 大阪教育大学監事
鈴木 守 群馬大学長
野原 晃 埼玉県熊谷市教育委員会教育長
長谷川 孝夫 千葉県教育庁企画管理部参事兼教育総務課長
畑井 展子 前神奈川県横浜市立東小学校長、横浜市教育委員会教育センター研究・研修指導課嘱託委員

(◎:主査、○:副主査)

(以上14名)

中央教育審議会初等中等教育分科会教員養成部会教員免許制度ワーキンググループ委員名簿

敬称略・五十音順

委員 角田 元良 聖徳大学人文学部教授・附属小学校長
  中村 正彦 東京都教育委員会教育長
臨時委員       大橋 久芳 東京都台東区立忍岡中学校長(※平成18年6月26日まで)
門川 大作 京都府京都市教育委員会教育長
甲田 充彦 東京都教職員研修センター授業力向上課教授
佐々木 正峰 独立行政法人国立科学博物館長
渡久山 長輝 財団法人全国退職教職員生きがい支援協会理事長
野村 新 大分大学名誉教授,九州栄養福祉大学教授
専門委員     天笠 茂 千葉大学教育学部教授
八尾坂 修 九州大学大学院人間環境学研究院教授
山極 隆 玉川大学学術研究所教授

(◎:主査、○:副主査)

(以上10名)

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初等中等教育局教職員課