2.(4)教員養成系大学院(修士課程)の現状

 教員養成学部を基礎とする大学院(修士課程)については、昭和53年の参議院文教委員会の附帯決議においてその整備充実の推進が求められ、また、教育職員免許法の改正(昭和63年12月)に伴い、新たに大学院修士課程修了程度を基礎資格とする専修免許状が創設されたことなどを踏まえ、その整備を図ってきた。
 平成8年度には、すべての教員養成学部を置く大学(当時48大学)に大学院教育学研究科(修士課程)が設置。(高い専門性や特定の分野について、より高度な資質能力を備えた教員を養成するとともに、現職教員の資質の向上のための再教育を行うことなどを目的。)
 平成18年度現在、教員養成学部から一般学部に改組した山形大学、福島大学、富山大学、鳥取大学においても、教育学研究科は引き続き存続している。

○ 教員養成系大学院(修士課程)の設置状況(平成18年度)

設置大学数 研究科数 専攻数 入学定員 備考
(3)48 (3)48 (10)241 (900)4,026 ( )は新教育大学の大学院を内数で示す。

お問合せ先

初等中等教育局教職員課