デジタルミュージアムに関する研究会について

平成18年8月31日
文部科学事務次官決定

1. 趣旨
   我が国保有の世界に誇る文化財等を時間と空間の制約を受けずに鑑賞体験することを可能とするため、実物を直接視覚で捉えたのとほぼ同じ映像を実現する次世代型デジタル映像技術を活用したアーカイブ化を行い、これを公開するデジタルミュージアムに関する研究開発構想について検討する。

2. 検討事項
 
 文化財等の次世代型デジタルアーカイブ化及びアーカイブの活用・流通・ネットワーク化に必要な技術の研究開発構想
 デジタルミュージアムの実証のためのシステム研究開発構想

3. 構成員
   研究会は、以下の者をもって構成する。

【有識者】
 
池内 克史   東京大学情報学環・学際情報学府教授
大井 康祐   NHKエンタープライズシニア・エグゼクティブ・プロデューサー
田中 弘美   立命館大学情報理工学部知能情報学科教授
谷岡 健吉   NHK放送技術研究所長
田良島 哲   東京国立博物館事業部情報課情報管理室長
原島 博   東京大学情報学環・学際情報学府教授
水谷 長志   国立美術館情報企画室長

【文部科学省】
  大臣官房政策課長
研究振興局情報課長
科学技術・学術政策局計画官
文化庁文化財部伝統文化課長
文化庁文化財部美術学芸課美術館・歴史博物館室長

【総務省】
  情報通信政策局総合政策課長
情報通信政策局情報流通振興課情報流通高度化推進室長

4. 実施期間
   平成18年8月31日から平成19年3月31日とする。

5. 議事の取扱い
   有識者により率直かつ自由な意見交換を確保する必要があることから、研究会は非公開とする。また、議事については、議事概要等をホームページに掲載する。

6. 庶務
   研究会の庶務は、大臣官房政策課において処理する。