障害者の生涯学習の推進を担う人材育成の在り方検討会の設置について

令和2年8月13日
令和3年4月5日一部改正
総合教育政策局長決定

1.趣旨

 平成31年3月にとりまとめられた学校卒業後における障害者の学びの推進に関する有識者会議「障害者の生涯学習の推進方策について(報告)」においては、障害者の生涯学習を推進する人材の育成・確保の必要が指摘され、国の役割として、障害者の学びの場づくりを担う人材育成に関する方策の検討や研究成果等の発信が求められている。
 このことを踏まえ、社会教育と特別支援教育、障害者福祉等の各分野において障害者の生涯学習推進を担う人材、及び各分野をつなぐ役割を果たす中核的人材(コーディネーター)等について、具体的な実践例や担い手の役割等を示した事例集、研修プログラムの開発等を含めた人材育成・配置の方策、育成の過程で身につけるべき専門性等について、具体的な検討を行う標記検討会を設置する。

2.期間

 令和3年4月22日から令和4年3月31日までとする。

3.主な検討事項

(1)「障害者の多様な学習活動を総合的に支援するための実践研究」事業におけるコーディネーターの役割等に関する研究成果の検証
(2)実践研究事業の成果を踏まえ、障害者の生涯学習プログラムの事例紹介と支援を行う際の具体的な役割を明示・発信し、役割の遂行に役立つ事例集の検討・編集
(3)障害者の生涯学習推進を担う人材(コーディネーター等)が身につけるべき専門性、具体的な役割等の検討
(4)社会教育士の活用方策等を含めた人材の育成・配置の具体的指針、活用事例の検討

4.実施方法

(1)検討会は、別紙に掲げる委員をもって構成する。
(2)必要に応じて、委員以外の協力を得ることができる。
 

5.その他

 本件に関する庶務は、総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室において行う。

お問合せ先

総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室

(総合教育政策局男女共同参画共生社会学習・安全課障害者学習支援推進室)