国立女性教育会館の在り方に関する検討会(第2回) 山田委員提出資料

  • 「(他の機関では)代わりのきかない」機能を果たすべく努力すべきである
  • 単に目先の数字だけではなく、日本全体の女性教育の底上げに資するという観点から判断すべきである。 

1.女性教育のセンターとして

1.女性の潜在能力の開発

  • 日本の女性の高等教育率は男性より低く、他の先進国に比べ大きく遅れている
  • 経済界や社会で活躍している女性の比率が、未だ低い 
  • リーダーシップ層 少ない
  • 無職の既婚女性   多い

 「リーダーになるための能力開発」、「仕事を始めるための能力開発」、「社会活動のための能力開発」と、いくつかに分けてプログラムを行い、女性の能力開発をサポートする機能を充実させる

 日本では、キャリアのための教育は、学校教育や企業内に偏り、企業の正社員にならなければ能力を開発する機会を失う。それゆえ、リカレントとしての女性教育の必要性は増している。

2.女性学、ジェンダー研究のセンター

 なぜ、女性の社会進出が進まないのか、女性の社会進出が進むとどのようないいことが起こるか、女性特有の社会問題はなにかなどの研究を推進する拠点としての機能を充実させる

2.女性活動団体のエンパワーメント

 全国各地にさまざまな領域で活動している女性団体をエンパワーメントする機能を充実させるべき

 会館での研究発表会を楽しみしている地方の草の根団体はたくさん存在している。それらの団体の活動を支援し、元気づけるための施策を

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生涯学習政策局男女共同参画学習課男女共同参画推進係

(生涯学習政策局男女共同参画学習課男女共同参画推進係)