資料6.国民読書年における取組

 【背景】

 平成20年6月に衆参両院の本会議において、2010年を「国民読書年」と定める決議が全会一致で採択された。本決議においては、「文字・活字文化振興法」の制定から5年目の平成22年(西暦2010年)を新たに「国民読書年」と定め、政官民協力のもと、国をあげてあらゆる努力を重ねることをここに宣言されている。このことから、今年は、国民読書年として読書活動の国民の更なる気運の醸成を図るものである。

【これまでの取組】

記念事業
1.平成21年度全国読書フェスティバル/文化芸術懇談会(1月24日(日曜日))
  高知県香南市において、全国読書フェスティバル(高知県主催)と文化芸術懇談会(文化庁主催)を合同で開催。絵本コンサートや読書に関するパネルディスカッション、講座等を実施。延べ約2,500人が参加。 

2.青少年読書感想文全国コンクール(2月5日(金曜日))
   社団法人全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催。内閣府、文部科学省後援。
  皇太子殿下出席の下、文部科学省においては、鈴木副大臣より祝辞を披露。

3.子どもの読書活動推進フォーラム(4月23日)
  文部科学省、独立行政法人国立青少年教育振興機構主催。
  パネルディスカッション等において国民読書年について周知。

広報活動
1.政府広報番組
  新聞記事下広告、テレビ、ラジオ、視覚障がい者向けCD、「文藝春秋」作成の協力。 

2.ポスター「2010年国民読書年」
  財団法人文字・活字文化推進機構が作成したポスターに対し、後援するとともに、教育委員会、小・中学校等、公立図書館へ発送協力。 

3.国民読書年ホームページ(平成22年3月~23年3月末)
  地域における読書活動の重要な拠点である図書館における読書に関するイベントや広報活動等の情報について情報発信。
  http://www.kokumindokusyo.mext.go.jp/

4.ポスター「4月23日は子ども読書の日」
  国民読書年のロゴマークを使用。

 【今後の取組(案)】

  記念事業
1.全国学校図書館研究大会静岡大会(8月4日~6日)
  静岡県教育委員会、静岡市教育委員会、社団法人全国学校図書館協議会ほか主催。文部科学省後援。分科会において、講演予定。

2.全国図書館大会奈良大会(9月16日(木曜日)~17日(金曜日))
  社団法人日本図書館協会、奈良県、奈良県教育委員会ほか主催。文部科学省後援。分科会において、国民読書年及び図書館法制定60周年記念についての講演等を実施予定。

3.国民読書年記念式典(10月23日(土曜日))
  財団法人文字・活字文化推進機構、国民読書年推進会議主催。

4.図書館総合展(11月24日~26日)
  図書館総合展運営委員会主催・文部科学省後援。

※その他、後援名義を出しているイベント等において、講演を随時行っていく予定。

お問合せ先

生涯学習政策局社会教育課