新しい時代に対応した統計調査の推進に関する検討会(第7回) 議事要旨

新しい時代に対応した統計調査の推進に関する検討会(第7回)が、以下のとおり開催されました。

1.日時

平成22年3月23日(火曜日)10時00分~12時00分

2.場所

文部科学省生涯学習政策局会議室

3.議題

  1. 「公的統計の整備に関する基本的な計画」への対応について
  2. OECD国際成人力調査(PIAAC)について
  3. その他

4.出席者

委員

馬場座長、廣松委員、村上委員(五十音順)

文部科学省

生涯学習政策局
川上大臣官房審議官、弦本調査企画課長、上田課長補佐 等

オブザーバー

国立教育政策研究所
萬谷総括研究官、青木研究員、深堀総括研究官、松川総括研究官

5.議事要旨

事務局より配付資料の確認及び資料の説明が行われた。

(1)「公的統計の整備に関する基本的な計画」への対応について

ア.児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査

 標記調査について、事務局から平成21年度中に改善した内容について説明があった。

イ.学校保健統計調査

 標記調査について、事務局から平成22年中に結論を得ることとされている事項について説明があった。また、本検討会に設けた学校保健統計調査の見直しに関するワーキンググループ(平成22年1月検討会設置了承)において検討した結果についての説明があった。
 その後、対応案について検討が行われ、各委員からの意見を踏まえ、最終的なとりまとめについては座長の一任となった。

 各委員からの主な意見等は以下のとおり。

○「心の健康」に関する調査項目の追加を行うことについて
 ・「心の健康」に関する診断は、時間的経過も必要であり、集団健診的なものでは難しい。

○「生活習慣病」に関する調査項目の追加を行うことについて
 ・血液検査の実施は学校の現場では難しいだろう。

○健康診断票をそのまま統計作成に利用することについて
 ・健康診断票のIT化が進まないと難しい。
 ・健康診断票を電子化する時に、標準化できたら良いのではないか。

ウ.子どもの学習費調査

 標記調査について、事務局から平成20年度調査結果及び平成22年中に結論を得ることとされている事項の説明があった。
 エ.統計データの有効活用の推進 等
 事務局から、基幹統計調査における二次利用への対応(委託による統計の作成等)の進捗状況及び平成22年度の実施予定について説明があった。
 委託による統計の作成等の平成22年度計画については、原案のとおり文部科学省のホームページで公表することについて了承された。

(2)OECD国際成人力調査(PIAAC)について

事務局から、OECD国際成人力調査(PIAAC)の予備調査の進捗状況について説明があった。

 

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