これからの図書館の在り方検討協力者会議(第6回) 議事要旨

1.日時

平成22年1月14日(木曜日)

2.場所

文部科学省9F生涯学習政策局議室

3.議題

  1. 図書館の設置及び運営上望ましい基準について
  2. その他

4.議事要旨

【全体の構成について】
●(報告の構成)報告が骨子だけでは、協力者会議がどのような基準を検討したかが、分からない。基準案もあわせて掲載し、統計資料なども盛り込む。
【骨子案について】
●(構成)基準の具体的な内容について「図書館法の改正」「これからの図書館像(報告)」に加え、最近の動向、諸外国の情勢などを「3その他」に盛り込む。
●(情報リテラシー教育支援)学校教育や現行の基準では「情報活用能力」を用いている。他の答申等との整合性を図る。「教育」はなじまないので支援がよいか。
●(数値基準と地方分権の関係)どう記述するかについては今後の検討によるが、地方分権の流れから、基準に数値目標を設定するのは難しい。日図協も現在、数値目標の割り出しの作業をしているので、協力者会議が報告書にデータ(参考資料)として示すことで共通理解をしたい。
【基準案について】
●(項目)文言の整理、項目の統合をし、あまりふくれあがらないようにしたい。前の基準を修正すると多くなってしまうので前の基準にとらわれなくてよい。図書館法の内容との重複を避け、法律と基準の関係を整理する。
●(総則)
・総則については公立・私立共通の大原則について記述することとするが、実際作業をしてみてからの検討課題としたい。
・私立図書館に関するものは3章へまとめる。
・図書館経営よりは管理運営の方が適当という意見もある。図書館に関する科目には「図書館経営」となっている。博物館も同様である。
●(公立図書館)政令指定都市立図書館と都道府県立図書館の連携・協力については、都道府県立図書館のところで記述する。
●(ネットワーク情報資源の入手)アクセスあるいは利用であり、入手はできないのではないか。電子資料に商用データベースは含むのか。文言の整理が必要。
●(国の記述)基準に国の役割が2カ所記述されているが、骨子に入れる方向で検討する。骨子案にある先進事例の評価については削除する。

 

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