13.専修学校を活用した再チャレンジ支援推進事業

〔大学・専修学校等における再チャレンジ支援推進プラン〕

(前年度予算額 768百万円)
20年度要求額 768百万円

1.要求の要旨

 学校を卒業・就職後、短期間で離職した若者、定年退職を控えた中高年、子育て等により就業を中断した女性、近年社会問題となっているニート等の学び直しの機会の充実のため、専修学校の持つ職業教育機能を活用して、それぞれの特性等に応じた学習機会の提供を行うことにより、若者が真に働きたいと考える職種・分野への再就職支援、団塊の世代の大量退職や少子化を背景とした女性を含む多様な人材育成、ニートの職業的自立の支援など、それぞれの職業能力の向上を図るとともに再チャレンジの機会の拡大を推進する。

2.要求の内容

(1)再チャレンジ支援企画委員会の設置

 専修学校からの提案に対し、より事業効果が期待できる実施計画の審査・採択を行うとともに、事業の推進にあたり必要な調査等を行い、その成果の評価・普及を図る。

(2)若者の再チャレンジ支援プログラム

 以下のコースごとにそれぞれの特性等に応じた教育プログラムを開発し、若者を対象に実施する。

  1. 高度専門職育成教育コース
  2. 専門・技術職育成教育コース

(3)社会人のキャリアアップ教育プログラム

 内容によって区分した以下の3コースの講座について、中高年を対象に実施する。

  1. スキルアップ・専門技術習得コース
  2. 管理能力向上コース
  3. 起業家コース

(4)女性の再チャレンジ支援プログラム

 内容によって区分した以下の2つの講座について、女性を対象に実施する。

  1. スキルアップ講座
  2. 新たなチャレンジのための講座

(5)NPO団体等と連携したニートに対する自立支援プログラム

 専修学校とニートを支援しているNPO団体等による連絡協議会を設置し、適切なカリキュラムの検討、専門のアドバイザーの設置、将来の希望や適性に合わせた少人数制の授業等の開講を行う。

(6)成果の普及

 プログラムごとに受講生へのアンケート調査やフォローアップ等の事例を報告書にするとともに、成果報告会を開催して、全国的な取組に発展させるための普及を図る。

3.積算内訳

  • (1)再チャレンジ支援企画委員会の設置 13,281千円
  • (2)若者の再チャレンジ支援プログラム
    • (ア)高度専門職育成教育コース(@13,140千円×16ヶ所)
    • (イ)専門・技術職育成教育コース(@15,405千円×16ヶ所) 456,720千円
  • (3)社会人のキャリアアップ教育プログラム(@5,451千円×24ヶ所) 130,824千円
  • (4)女性の再チャレンジ支援プログラム(@5,451千円×16ヶ所) 87,216千円
  • (5)NPO団体等と連携したニートに対する自立支援プログラム(@7,756千円×8ヶ所) 62,048千円
  • (6)成果の普及 17,893千円

お問合せ先

総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室

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(総合教育政策局生涯学習推進課専修学校教育振興室)