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資料5

国家資格の概要について

国家資格とは
   国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、特定の職業に従事すると証明される資格。法律によって一定の社会的地位が保証されるので、社会からの信頼性は高い。

国家資格の分類
 
1  国家資格は、法律で設けられている規制の種類により、次のように分類できる。
 
 
A) 業務独占資格: 弁護士、公認会計士、司法書士のように、有資格者以外が携わることを禁じられている業務を独占的に行うことができる資格。
B) 名称独占資格: 栄養士、保育士など、有資格者以外はその名称を名乗ることを認められていない資格。
C) 設置義務資格: 特定の事業を行う際に法律で設置が義務づけられている資格。
D) 技能検定: 業務知識や技能などを評価するもの。

2  国家資格を行う主体は国、地方公共団体、法律で指定された団体に分けられる。
 
  1) 国が行う試験(例:司法試験、管理栄養士、学芸員 等)
2) 地方公共団体が行う試験(例:栄養士、職業訓練指導員 等)
3) 法律で指定された団体が行う試験(例:技術士、衛生管理者 等)

国家資格の分類表(上記1類及び2類によるもの)
 
項目 A)業務独占資格 B)名称独占資格 C)設置義務資格 D)技能検定
1)国が行う試験
教育職員
(教育職員免許法)
医師
(医師法)
管理栄養士
(栄養士法)
学芸員
(博物館法)
2)都道府県が行う試験
栄養士
(栄養士法)
職業訓練指導員
(職業能力開発促進法)
3)法律で指定された団体が行う試験
技術士
(技術士法)
衛生管理者
(労働安全衛生法)
技能検定
(職業能力開発促進法)
注: 本資料は「資格の王道HPサイト」、「社団法人金融財政事情研究会HPサイト」等の情報を基に作成したものである。
令和5年追記注釈: 技能士は職業能力開発促進法第50条により名称独占資格とされております。


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