令和6年3月28日(木)14時25分~15時25分
文部科学省 旧庁舎4階 第3会議室 (リモート会議と併用)
井上委員、野口委員、林委員、東浦委員、森委員、渡邉委員
若林児童生徒課課長補佐、櫻井係員
(1)議事の取扱いについて了承された。
(2)事務局から、議題1に基づいて、資料1から資料2について説明した。
(3)意見交換を行った。概要は次の通り。
<1.〔第三次とりまとめ〕補足資料の改訂について>
・「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」について触れていないが、教育の責任・役割という点にも触れられている法律でもあるので、法律・通知の一覧のところに、項目として加えるのが適切ではないか。
・「部落差別の解消の推進に関する法律」の制定の記述中の全国の実態調査や意識調査の結果については検討が必要。
・アイヌの人々は全国にいるが、北海道という場所に限定された問題であるような意識を改善できるような記載ができないか検討してほしい。アイヌの人々の記載に教育に重要な役割を果たしている「ウポポイ」を取り上げ、欄外にホームページを紹介してもよいのではないか。
・学校でのいじめ防止の指導方法の記載、不登校と子供の権利、特に教育を受ける権利についての記載、関連して自殺と子供の人権について議論が必要である。
・「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」に関して記載している部分に、「障害者の権利に関する条約」に係る内容を加えるとよいのではないか。
・ハンセン病問題について、「教育の責任が改めて指摘されるとともに」という文言を加えるとよいのではないか。
・「インターネット上の同和地区に関する識別情報の適示事案の立件及び処理について」という、法務省人権擁護局からの通知を加えてほしい。
・〔第三次とりまとめ〕補足資料の改訂については、本日の議論を踏まえて修正し、座長に確認の上、座長了承がとれ次第、教育委員会に周知することで了承された。
初等中等教育局児童生徒課