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(資料5)「デジタル教科書」の位置付けに関する検討会議(第2回)における主な意見

教科書の意義・役割

○ 「デジタル教科書」の導入を考える際、何を目的にどのように使用するかによって、その在り方や役割は大きく変わってくるのではないか。
○ 児童生徒の発達段階、教科・科目・単元によって、「デジタル教科書」が果たすことができる役割や、求められる機能が変わってくるのではないか。特に児童生徒の発達段階による違いについては十分留意する必要がある。

「デジタル教科書」の効果
○ 教室外への持ち運びに便利であるとともに、資料の作成・加工が容易に可能であることから、子供たちが自分で考え、議論する時間を確保できるという面がある。
○ 障害を持った児童生徒について、それぞれの障害の種類・程度を踏まえて個別に対応することができる(拡大率/配色/読み上げ 等)。「デジタル教科書」は障害を持った児童生徒にこそ効果的である。
○ 「デジタル教科書」の使用により例えば学力の向上等が見込まれるといった客観的な効果があるか等も考慮する必要がある。

教科書の質の担保

○ 膨大な情報量を含むことも予想される「デジタル教科書」について、基礎的・基本的な教育内容の履修の保障という教科書の役割を果たすための質をどのように担保すべきかという観点が非常に重要
○ 動画等を検定の対象とすることは、その性質や検定のスケジュール全体を考えるとかなり困難ではないか。検定の範囲や対象、引いては「デジタル教科書」の枠組みについては、現実的な対応も検討すべき

教科書としての位置付け

○ 「デジタル教科書」等のICT教材・機器が、個々の教員ではなく組織としての学校にどのように受け入れられ、位置付けられていったのかという観点での分析が必要。
○ 「デジタル教科書」の導入による保護者負担をどのように考えるべきか

導入に当たって必要となる環境整備

○ デジタルの方が、教員の指導力により授業の質に顕著な差が出る危険性が高いのではないか。一方で、デジタルの方が授業の質を一定程度確保できるとの意見もある。
○ 「デジタル教科書」の使用に当たっては、ネットワーク環境や電子黒板、「デジタル教科書」と組み合わせて使用する教材等の整備が重要。
○ 「デジタル教科書」の導入に伴う子供の健康への影響についてきちんと検証すべき
○ コンテンツ閲覧のためのビューアの標準規格を検討することが必要。

その他

○ 「デジタル教科書」の本格的な導入に当たっては、教員だけではなく保護者等を含めてコンセンサスを得る必要があり、保護者の認識を高めるための情報発信が必要。
○ 「デジタル教科書」の実証研究校において、「デジタル教科書」の導入前は不安の声があったが、今では保護者や地域住民からの支援の声も多い

お問合せ先

初等中等教育局教科書課

-- 登録:平成27年07月 --