困難を抱える児童生徒への計画的な支援について

困難を抱える児童生徒への計画的な支援について

 

<東京都> 個別適応計画書
東京都教育委員会では、不登校児童・生徒一人ひとりに対して、登校に向けた校内での組織的な取組や、関係諸機関と連携した適切な支援をいっそう具体的に進めるため、「個別適応計画書」を作成しました。各学校では、本計画書を活用し、不登校の解消に向けた具体的な取り組みをいっそう進めています。この「個別適応計画書」は、不登校の児童・生徒一人ひとりに対して、学校が支援メンバーを設定して、校内全体で学校復帰に向けた取り組みをするために使用し、担任が概略を作成し、定期的な支援メンバー会議で個々の状況に応じたきめの細かい適応計画や支援方法を決定していくようになっています。

 

<大阪府> 長期欠席ISPシート
平成22年度「問題を抱える子ども等の自立支援に関する調査研究」を活用し開発。不登校児童生徒に学校と関係機関とが連携して対応するための個別の支援計画シート。欠席状況やエコマップ(家族関係地図)等児童生徒の環境も含めた情報と、教員、専門家、支援者等が得た児童生徒・保護者の思い、専門家によるアセスメント、学校・関係機関が連携した支援プラン、取組の成果と課題を記載。ポートフォリオの手法で、変化を共有。

 

<横浜市> 登校支援アプローチプラン
「不登校対策アクションプラン」(平成22 年度改訂)に基づき、不登校の予防、早期発見・早期対応、再登校に向けた支援に取り組みます。小中学校では、「子どもの社会的スキル横浜プログラム」の活用や、「登校支援アプローチプラン(仮称)」の作成により、自校の状況に応じた不登校対策に取り組みます。また、「不登校を一緒に考える『保護者向けパンフレット』」(平成21年度作成)の活用などにより、保護者への支援を行います。

 

<参考> 特別支援教育における個別の教育支援計画 学校生活支援シート(東京都)


※各自治体HPから引用

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初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係

(初等中等教育局児童生徒課生徒指導室生徒指導第一係)