(参考資料6)中央教育審議会総会、初等中等教育分科会等における主な意見
(平成26年11月21日 初等中等教育分科会 チームとしての学校・教職員の在り方に関する作業部会(第1回)配付資料)
中央教育審議会総会(第92回)(平成26年7月29日)
及び初等中等教育分科会(第90回)・教育課程部会合同会議(第88回)(平成26年8月6日)
における主な意見(チーム学校関係)
1.チーム学校について
- 教員間、教員と事務職員、学校と地域といった三つの枠組みでのチームが考えられる。
- 教員の抱えている業務量が多く、専門スタッフの配置が必要。
- 教員の事務量の削減とICTを活用した校務支援が必要。
- アクティブ・ラーニングを担っていくためのキーパーソンとして司書教諭だけでなく、学校図書館司書が必要。
- 学校にボランティアや専門人材を入れるときに、核となるコーディネーターが必要。
- 学校の体質自体を変えないと、きれいごとを言っても変わらない。地域と学校とが連携していくことが必要。
2.管理職等について
- 学校の経営資源を活用するには、校長のリーダーシップが必要。
- 学校運営に時間がかかっているのであれば、校長の権限を変えることが必要。
- 学校の連携のためには、指導主事の力量を上げるということが重要。
3.勤務・処遇・評価について
- 教員は多忙と言われるが、勤務時間に対してどれだけ授業に使えているのかに着目し、事務作業を減らしていくことが必要。
- 優れた成果を上げた教員に対する評価を適切に行っていくことが必要。
- 教員自身の自己評価の低さと超過勤務時間について、より分析が必要。
- 意欲のある教員をどう伸ばしていくかが重要。
- 双方向的で協働的な学びを展開する力をつけるための教員の指導力の養成が必要。