資料7:太田委員提出資料

平成23年12月21日
品川区立鈴ヶ森小学校
校長 太田 裕子

全国連合小学校長会研究紀要より
平成19年度から22年度までの特別支援教育委員会の調査結果一覧

ローマ数字2 調査の結果と考察

平成19年度

1 学校の状況について
問1 あなたの学校の状況についてうかがいます。
(1) 通常の学級に在籍する特別支援教育を必要とする児童の有無
 調査対象校864校のうち,「在籍している」と回答した学校が786校(91.0%),「在籍していない」が76校(8.8%)あり,無回答が2校(0.2%)であった。

平成20年度

1 学校の状況について
問1 あなたの学校の状況についてうかがいます。
(1) 通常の学級に在籍する発達障害のある児童の人数と全校児童数に対する比率等
 調査対象校853校のうち764校(89.6%)に7,467名の発達障害のある児童が在籍しており, 調査対象校全児童数293,593名に対する割合は2.5%であった。
 学校毎に全校児童数に対する発達障害のある児童の在籍比率を見てみると,1%~1.9%在籍しているとした学校が最も多く186校(22%),次いで2%~2.9%が145校(17%),0.1%~0.9%が139校(16%)の順であった。さらに,6%以上の学校は95校(11%)であった。
 なお,平成14年度に文部科学省で実施した,LD (学習障害)やADHD(注意欠陥多動性障害)などの実態調査では,通常の学級の中にLDやADHDなどの児童・生徒が約68万人,6.3%の割合で在籍しているとの報告があった。今回の調査と設問項目等が異なり単純には比較はできないが,3.8ポイントの差がみられた。

平成21年度

1 学校の状況について
問1 あなたの学校の状況についてうかがいます。
(1) 通常の学級に在籍する発達障害のある児童の人数と全校児童数に対する比率等
表1 通常の学級に在籍する発達障害のある児童の学校規模及び特別支援学級設置の有無による割合

学級数

校数

在籍人数

発達障害人数

在籍割合

特支援有

在籍割合

特支援無

在籍割合

6学級以下

235校

24,087名

718名

3.0%

538名

3.0%

180名

2.9%

12学級以下

256校

63,772名

2,181名

3.4%

1,902名

3.5%

279名

3.0%

18学級以下

201校

89,935名

3,012名

3.3%

2,716名

3.4%

296名

3.0%

24学級以下

116校

76,605名

2,077名

2.7%

1,928名

2.8%

149名

2.4%

25学級以上

41校

36,936名

876名

2.4%

834名

2.4%

42名

0.9%

合計

849校

291,335名

8,864名

3.0%

 

 

 

 

平成22年度

1 学校の状況について
問1 あなたの学校の状況についてうかがいます。
(1) 通常の学級に在籍する発達障害のある児童の人数と全校児童数に対する比率等
表1 通常の学級に在籍する発達障害のある児童の学枚規模及び特別支援学級設置の有無による比率

学級数

校数

在籍人数

発達障害人数

在籍比率

特支援有

在籍比率

特支援無

在籍比率

6学級以下

242校

23,341名

923名

4.0%

552名

2.4%

371名

1.6%

12学級以下

258校

67,880名

2,461名

3.6%

1,374名

2.0%

1,087名

1.6%

18学級以下

196校

88,594名

4,634名

5.2%

1,482名

1.7%

3,152名

3.6%

24学級以下

111校

72,176名

2,147名

3.0%

1,028名

1.4%

1,119名

1.6%

25学級以上

37校

32,977名

1,028名

3.1%

354名

1.1%

674名

2.0%

未記入

1校

 

9名

 

 

 

9名

 

合計

845校

284,968名

11,202名

3.9%

4,790名

1.7%

6,412名

2.3%

全国連合小学校長会
特別支援教育の推進状況に関する調査

記入の仕方
1 回答は全て回答用紙に記入し、回答用紙だけを送付してください。
2 回答用紙の選択肢の該当欄に○を付けたり、数値を記入したりしてください。「その他」を選んだ場合は、回答欄に簡潔に記入してください。
3 回答は、貴職(校長)自身のご判断で記入してください。貴職以外の方が記入された場合は、貴職自身が必ず確認をしてご提出ください。

1 あなたの学校の状況についてお聞きします。

(1) 発達障害〔LD、ADHD、高機能自閉症(アスベルガー症候群を含む)等〕又は、その疑いにより特別支援教育の対象と考えられる児童は在籍していますか。在籍している場合は、在籍している人数と全校児童数に対する比率も併せてお答えください。(1・2は複数回答可)
(比率について:1は、通常の学級に在籍している全児童数を分母とします。2は、通常の学級と特別支援学級に在籍する全校児童数を分母とします。)

 

人数

比率

1.はい。(通常の学級に在籍)

○1          人

○2          %

2.はい。(特別支援学級に在籍)

○1          人

○2          %

3.いいえ。

 

 

(2) (1)で1又は2に回答した方にお聞きします。特別支援教育の対象となった児童で医師の判断に基づく児童は何人いますか。

1.通常の学級に在籍している児童。

          人

2.特別支援学級に在籍している児童。

          人

(3) (1)で1又は2に回答した方にお聞きします。実際に特別支援教育の「個別の教育支援計画」を策定した児童は何人いますか。(※「個別の教育支援計画」は、乳幼児期から学校卒業後までを通じて一貫して的確な教育的支援を行うための計画。「個別の指導計画」は、児童一人一人の実態に応じたきめ細かな指導を行うための指導計画。)

1.通常の学級に在籍している児童。

          人

2.特別支援学級に在籍している児童。

          人

2 発達障害〔LD,ADHD,高機能自閉症(アスベルガー症候群を含む)等)のある児童又は、その疑いのある児童に対する指導で、困っていることはどのような内容ですか。該当する内容に○を付けてください。(複数回答可)

  1. その児童の行動が原因となり学級の授業に支障が生じている。
  2. 友達とのトラブルが絶えない。
  3. 教室外に出てしまうので安全確保ができない。
  4. 自傷行為や他の児童への危害が心配で目が離せない。
  5. 集団行動ができず、指導ができない。
  6. 授業に参加できない、あるいは学習についていけない。
  7. 注意しても聞かない、あるいは指示が通らない。
  8. 規則や決まり、約束が守れない。
  9. 学習に極端な遅れがあり、指導が困難になっている。
  10. その他。(                          )

 

お問合せ先

初等中等教育局特別支援教育課

(初等中等教育局特別支援教育課)