子どもを見守り育てるネットワーク推進会議設置要綱

平成22年1月14日
推進会議申合せ

1.趣旨

   いじめや不登校、自殺などといった子どもたちの問題行動等は依然として相当数に上っている。これらの問題の背景には、家庭や社会・学校の問題が複雑に絡み合っているが、子どもたちが一人で悩みを抱え込み、誰にも相談ができず、子どもが安心して過ごせる居場所がないことも背景の一つとして指摘されている。

   子どもたちの悩みを受け止めるために、これまでも学校での教育相談や法務局・児童相談所での対応、民間団体が行っている電話相談や居場所づくりなど、様々な取組がなされているが、それぞれが役割を果たしながら、子どもたちが信頼して相談することができるチャンネルを整備し、子どもの居場所づくりを進めるための取組を行う必要がある。

   そのため、関係行政機関や民間団体が連携し、子どもたちを見守り育てる「新しい公共」の実現に向けた取組を推進することを目的として、子どもを見守り育てるネットワーク推進会議(以下「会議」という。)を設置する。

2.構成員

    会議の構成員は、別紙のとおりとする。

3.実施方法

(1)会議は、構成員全体の会議の下に、担当者レベルで構成される検討委員会(ワーキンググループ)を置くこととする。

(2)必要に応じ、構成員以外の関係者の出席を求め、意見等を聞くことができるものとする。

4.その他

   会議に関する庶務は、文部科学省初等中等教育局児童生徒課において処理する。  

    

お問合せ先

初等中等教育局児童生徒課生徒指導室

生徒指導企画係