15 スクールカウンセラーの審査、評価、適格性

  スクールカウンセラーの全校配置が完了した後は、新しくスクールカウンセラーを希望するものに対しては、一定の審査を課することになる。その審査基準は今後の課題である。
  また、現在配置されているスクールカウンセラーについても、過不足なく職務を遂行できているかどうかの評価は行なわれなければならない。評価の低いカウンセラーには、スーパービジョンが行なわれたり、特別の研修が課せられたりする場合がある。また、翌年以降スクールカウンセラーとして再任されない場合もある。評価の主体、評価基準は今後の課題である。
  評価が著しく低いスクールカウンセラーについては、スクールカウンセラーとしての適格性を欠くと判断されることもある。適格性を欠くと判断されたスクールカウンセラーは、その時点でスクールカウンセラーを解任される。適格性の判断については、医師、臨床心理士を含む第三者機関に委ねられることが望ましい。

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初等中等教育局児童生徒課