本章では,情報教育により子どもたちに身に付けさせる「情報活用能力」とは具体的にどのような能力であるのか,また,情報活用能力を身に付けさせるために何をすればよいのかについて解説する。
第1節では,情報教育の目標と系統性の意義,第2節では,発達の段階に応じて小学校及び中学校で子どもたちに身に付けさせる情報活用能力について,第3節では,情報活用能力を身に付けさせる各教科等の学習活動とはどのようなものかについて解説する。
なお,情報モラル教育については情報教育の一部であり本章でも取り上げるが,今日的課題の大きさを踏まえ,第5章において詳細に解説する。
情報教育とは、子どもたちの情報活用能力の育成を図るものであり、第1節でも述べたとおり、情報教育の目標については次の3つの観点に整理されている。
1)情報活用の実践力
課題や目的に応じて情報手段を適切に活用することを含めて、必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造し、受け手の状況などを踏まえて発信・伝達できる能力
2)情報の科学的な理解
情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解と、情報を適切に扱ったり、自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解
3)情報社会に参画する態度
社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し、情報モラルの必要性や情報に対する責任について考え、望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度
現在,小学校における情報教育については,中学校技術・家庭科や高等学校情報科のように情報活用能力の育成を専門に担う教科・科目が設けられておらず,各教科等の指導を通じて行うこととなっている。また、「情報手段に慣れ親しみ、適切に活用する学習活動を充実する」とされているが、各学校においては、情報手段に慣れ親しませることに重点が置かれている場合が多いなど、学校によって情報教育の取組にばらつきが大きい状況にあった。
そのため,小学校卒業時に子どもたちが身に付けている情報活用能力も,特に情報手段の基本的な操作スキルについて,同じ中学校に進む子どもたちの間で差が生じ、中学校の技術・家庭科などで、文字の入力をはじめ基本的な操作スキルが十分でない生徒の指導に多くの時間を割かざるを得ないといった状況も見られた。
こうした小学校と中学校の接続に関する課題も踏まえた上で,新学習指導要領では,小学校卒業時に「基本的な操作」を確実に身に付けておくべきとの考え方を示したところである。併せて、中学校技術・家庭科において「コンピュータの基本的な操作」についての規定が置かれていないことをはじめ、国語科、社会科、数学科などでも「コンピュータの基本的な操作」が小学校段階で身に付けられていることを踏まえた学習内容が盛り込まれている。
新学習指導要領「総則」の解説には,児童生徒の発達の段階に応じて情報活用能力を身に付けさせるために,どのような学習活動を行うことが必要であるかが示されており,小学校と中学校との接続についても明確に示されている。これを図示したものが,図4-1「小学校と中学校の接続」である。
小学校学習指導要領「総則」の解説に「慣れ親しませることから始め」とあるように,低学年の段階からコンピュータなどの情報手段を身近な道具の一つとして,操作を体験したり,楽しさを味わわせたりすることにより,親しみを持ち,抵抗感なく使うことができるようにする。そして,発達の段階に応じて「キーボードなどによる文字の入力,電子ファイルの保存・整理,インターネットの閲覧や電子メールの送受信などの基本的な操作」の習得に取り組み、小学校段階で「確実に身に付けさせる」ことが必要である。これは「情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動」を行うための基礎となるスキルである。
こうした「コンピュータの基本的な操作」や「情報モラル」,「情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動」を通して身に付けた知識・技能といった小学校段階の基礎の上に,中学校段階では,発達の段階に応じた「情報モラルを身に付け」るとともに,「情報手段を適切かつ主体的,積極的に活用できるようにするための学習活動」を行う。特に,技術・家庭科技術分野の「D情報に関する技術」において,「情報手段の構成・仕組みなどを理解させるとともに、それらを基にした情報モラル、情報技術の活用にかかわる能力・態度を身に付けさせる」こととなるが、技術・家庭科だけでなく各教科等においても情報手段を活用した学習活動を行うことが重要であり、その際、「技術・家庭科と各教科等が相互に関連を図ることが重要であり、指導における連携や協力に留意する必要がある」。
そして、このように行われる中学校の情報教育は,高等学校の情報教育へと引き継がれていくことになる。
各教科等においては,それぞれの教科のねらいを達成するために体系化された教科指導が行われるため、各学校段階において、情報教育を体系的に実施することは難しい場合が多い。
「総合的な学習の時間」は,「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通して,自ら課題を見付け,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,よりよく問題を解決する資質や能力を育成する」ことを目標としており,そうした時間に、情報に関する学習を行う場合に限らず、様々な学習において、課題の設定、情報の収集、整理・分析、まとめ・表現といった学習過程において、ICTの活用が必要となる、あるいは効果的となる場面を設けることで,情報教育の目標の3観点に照らしてバランスのとれた情報活用能力を身に付けさせることが重要である。
新学習指導要領では,各教科等の指導の中にICTを活用する学習活動が多く取り入れられている。これらは,教科のねらいを達成するだけでなく,情報活用能力を身に付けさせることのできる学習活動でもある。そのため,学習指導要領に示されている学習活動のうち情報活用能力の育成に関わる学習活動を整理することにより,どのような情報活用能力の育成が期待されるのかを俯瞰することができる。
また,小学校,中学校のそれぞれで,どのような情報活用能力を身に付けさせようとしているのかが明確にされている。学習指導要領「総則」には,小学校段階では,「基本的な操作や情報モラルを身に付け」るとともに,「情報手段を適切に活用できるようにするための学習活動を充実する」,中学校段階では,「情報モラルを身に付け」るとともに,「情報手段を適切かつ主体的,積極的に活用できるようにするための学習活動を充実する」とされている。即ち、小学校段階において、基本的な操作を確実に身に付けさせ、また、ICTを適切に活用できるようにするための学習活動を積極的に取り入れることで、中学校段階において、その基礎の上で、ICTをより「主体的、積極的に」活用できるようにするための学習活動へと発展させていくことが求められる。
本章では,「初等中等教育の情報教育に係る学習活動の具体的展開について」(平成18年8月)で整理した,3観点の定義に基づく8要素に分類して、各学校段階に期待される情報活用能力について概要を述べることとする。
「情報活用の実践力」は,「課題や目的に応じた情報手段の適切な活用」,「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」,「受け手の状況などを踏まえた発信・伝達」の3つの要素からなる。
「課題や目的に応じた情報手段の適切な活用」については,情報活用の基礎となるICTの基本的な操作を身に付けさせる。具体的には,コンピュータや,キーボード,マウスといった入力デバイスに慣れ親しませるところから始め,コンピュータやソフトウェアの起動・終了を含め,文字の入力,電子ファイルの保存・整理,インターネットの閲覧,電子メールの送受信などの基本的な操作を,一連の操作として身に付けさせ,必要なソフトウェアを選んだりする力も育てたい。なお,文字の入力については,国語科でローマ字を指導する学年が変更になった理由の一つに,児童生徒の「コンピュータを使う機会が増え」たことが挙げられていることからも,ローマ字による正しい指使いでの文字入力(タッチタイプ)を習得させる。
「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」については,様々な方法で文字や画像などの情報を収集して調べたり比較したり、文章を編集したり図形や表、グラフ、イラストなどを作成したり、調べたものをまとめたり発表したりできるようにする。
「受け手の状況などを踏まえた発信・伝達」については,受け手の状況などを踏まえて、調べたものを要点が伝わるようにまとめたり発表したり、電子メールやテレビ会議、学校ホームページなどICTを使って交流したりできるようにする。
「情報の科学的な理解」は,「情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解」と「情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解」の2つの要素からなる。
「情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解」は,コンピュータなどの各部の名称や基本的な役割,インターネットの基本的な特性について、理解させるようにする。また,ここでは,電子ファイルには大きさや種類があることなど,ICT活用を通して得られた経験を意識的に知識として高めていけるようにすることも大切である。
「情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解」については,自らの情報活用を記録し,振り返り,評価を行わせることで,よりよい情報手段の活用につなげる能力を培うため,PDCAサイクルを意識させながら,「A情報活用の実践力」に関するICT活用の学習活動の過程や成果を振り返らせる。
「情報社会に参画する態度」については,「社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響の理解」,「情報モラルの必要性や情報に対する責任」「望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度」の3つの要素に分けられる。これらは、情報や情報技術の役割・影響を理解することにより,情報モラルの必要性等への理解に至り、その上で,望ましい情報社会の創造に参画する態度を育成するという観点である。
「社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響の理解」については,情報発信による他人や社会への影響、情報には誤ったものや危険なものがあること、健康を害するような行動などについて考え、理解させるようにする。
「情報モラルの必要性や情報に対する責任」については,ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味、情報には自他の権利があることなどについて考え、理解させるようにする。
「望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度」については,ネットワークを仲良く使ったり、情報を積極的に共有したりする態度を身に付けさせるようにする。
中学校段階では,小学校段階で身に付けた基本的な操作などの基礎の上に,より主体的、積極的にICTを活用できるような能力を目指す。
「課題や目的に応じた情報手段の適切な活用」では,コンピュータだけでなく,情報活用の目的に応じた適切なソフトの選択,周辺機器を活用したコンピュータの機能拡張など,応用的な活用能力を育てる。基本的な操作に関する知識を深め技能を高めたり、ICT機器やソフトウェアの活用の幅を広げたりできるようにする。
「必要な情報の主体的な収集・判断・表現・処理・創造」については,課題を解決するために検索方法を工夫するなど自ら効果的なICTを選んで必要な情報を収集したり、様々な情報源から収集した情報を比較したり必要とする情報や信頼できる情報を選び取ったり傾向や規則性を見付けたり、表やグラフを組み合わせた資料の作成などICTを用いた情報処理の仕方を工夫したりできるようにする。
「受け手の状況などを踏まえた発信・伝達」については,受け手の状況などを踏まえて、ICTを用いて情報の処理の仕方を工夫したり、自分の考えなどが伝わりやすいように表現を工夫して発表や発信ができるようにする。
「情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解」については,コンピュータの構成と基本的な情報処理の仕組み、情報通信ネットワークにおける基本的な情報利用の仕組みについて理解することができるようにする。技術・家庭科技術分野の「ディジタル作品の設計・制作」「コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組み」も含まれる。
「情報を適切に扱ったり,自らの情報活用を評価・改善するための基礎的な理論や方法の理解」については,自らの情報活用を記録し,振り返り,評価を行わせることで,よりよい情報手段の活用につなげる能力を培うため,PDCAサイクルを意識させながら,情報活用の在り方を評価・改善させる。技術・家庭科技術分野の「情報に関する技術の適切な評価・活用」「処理手順を考え、簡単なプログラムが作成できること」も含まれる。
「社会生活の中で情報や情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響の理解」については,ネットワーク利用上の責任、基本的なルールや法律の理解と違法な行為による問題、健康を害するような行動などについて考え、理解させるようにする。
「情報モラルの必要性や情報に対する責任」については,知的財産権など権利を尊重することの大切さ、基礎的な情報セキュリティ対策などについて考え、理解させるようにする。技術・家庭科技術分野の「(情報の科学的な理解の上で)著作権や発信した情報の責任を知り、情報モラルについて考えること」も含まれる。
「望ましい情報社会の創造に参画しようとする態度」については,小学校段階で身に付けた情報モラルの基礎の上に,ネットワークをよりよいものにしたり、新しい文化の創造に寄与したりするといった態度を身に付けさせるようにする。
本節では,学習指導要領及び解説に示されている各教科等の学習活動の中で、児童生徒の情報活用能力の育成が期待される学習活動を抽出し,それらを,第1節で述べた3観点・8要素ごとに整理する。
コンピュータや情報通信ネットワークなどのICTの活用に当たっては、それらに慣れ親しませるところから始め、各教科等の学習活動の中で児童に積極的にICTを活用させたり、ICTの操作について基本的な操作を確実に身に付ける。
1)コンピュータやソフトウェアを起動し、キーボードやマウスに触れ、簡単な文字入力や図形描画をしたり、小学生用の検索サイトを利用してインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)でWebサイトを表示したり、ディジタルカメラを使って写真を撮影したりすることなどが考えられる。
2)文字入力や図形描画した結果を電子ファイルの保存に保存したり、電子メールのを送受信するなどのICTの基本的な操作を身に付けていけるように指導していく必要がある。
課題や目的に応じ、児童生徒が自ら、コンピュータやソフトウェアを起動し、正しく終了できることと併せて、一連の操作として身に付けさせる。
○文字の入力
ローマ字表記の学習時期を考慮して、キーボード上のキーと指の位置の関係をふまえながら文字入力ができる。
【国語科における具体例】
○電子ファイルの保存
電子ファイルに適切な名前を付けて、指定された場所に保存できるようにする。また、フォルダを作って電子ファイルを整理できる。
【国語科における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
○インターネットの閲覧
小学生用の検索サイトを利用し、必要に応じて検索語をローマ字入力して検索し、必要なWebページを閲覧できる。
【図画工作科における具体例】
【家庭科における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
○電子メールの利用
ローマ字表記の学習時期を考慮して、メールソフトあるいはWebベースのメール機能を利用して、簡単なメールを送ったり受け取ったりできるようにしする。必要に応じて、複数の宛先への同時送信やファイルの添付などができる。
【総合的な学習の時間における具体例】
調べ学習などの活動を通して、情報をインターネット等を利用して収集し、必要な情報であるか等を判断し、それを基に適切な方法で表現したり処理したりする。
【国語科における具体例】
【社会科における具体例】
【理科における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
受け手の状況などを踏まえて、情報を発信したり伝達したりする。
【社会科における具体例】
【生活科における具体例】
【外国語活動における具体例】
コンピュータやインターネット等の情報手段の特性を理解する。
【総合的な学習の時間における具体例】
情報活用について評価し改善することの意味や重要性を理解する。
【総合的な学習の時間、その他全教科における具体例】
「情報社会に参画する態度C」は、(1)情報や情報技術の役割・影響と、その上で(2)情報モラルの必要性等を理解させ、(3)望ましい情報社会の創造に参画する態度を育成するという観点である。情報モラル教育に深く関わる内容であり、指導例等の詳細については第5章で述べることとする。
情報や情報技術の果たす役割や及ぼす影響に関し、情報発信による他人や社会への影響、情報には誤ったものや危険なものがあること、健康を害するような行動などについて考え理解する。
【社会科における具体例】
情報モラルの必要性や情報に対する責任に関し、ネットワーク上のルールやマナーを守ることの意味、情報には自他の権利があることなどについて考え理解する。
【国語科における具体例】
【社会科における具体例】
【道徳における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
社会が情報化されていることを理解し、その中で望ましい社会を作ることの重要性を理解する。
【総合的な学習の時間、社会科における具体例】
中学校段階では、小学校段階で身に付けた基本的な操作に関する知識を深め技能を高めたり、情報機器やソフトウェアの活用の幅を広げたりできるようにする。
【国語科における具体例】
【理科における具体例】
【技術・家庭科〔家庭分野〕における具体例】
効果的な情報手段を選んで必要な情報を収集したり、様々な情報源から収集した情報を比較し必要とする情報や信頼できる情報を選んだり、情報の処理の仕方を工夫したりできるようにする。
【国語科における具体例】
【社会科における具体例】
【数学科における具体例】
【理科における具体例】
【美術科における具体例】
【保健体育科における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
受け手の状況などを踏まえて、ICTを用いて情報の処理の仕方を工夫したり、自分の考えなどが伝わりやすいように表現を工夫して発表したり情報を発信したりできるようにする。
【国語科における具体例】
【美術科における具体例】
【外国語活動における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
小学校段階で身に付けた知識等を基に、コンピュータの構成と基本的な情報処理の仕組み、情報通信ネットワークにおける基本的な情報利用の仕組みについて理解することができるようにする。
【技術・家庭科〔技術分野〕における具体例】
収集した情報の信頼性を吟味したり、多様なメディアを効果的に活用したり、情報処理の手順を振り返り評価したりする活動を通じてよりよい情報活用を行うための改善ができる。
【国語科における具体例】
【美術科における具体例】
【技術・家庭科〔技術分野〕における具体例】
「情報社会に参画する態度C」は、(1)情報や情報技術の役割・影響と、その上で(2)情報モラルの必要性等を理解させ、(3)望ましい情報社会の創造に参画する態度を育成するという観点である。情報モラル教育に深く関わる内容であり、指導例等の詳細については第5章で述べることとする。
情報や情報技術の果たす役割や及ぼす影響に関し、ネットワーク利用上の責任、基本的なルールや法律の理解と違法な行為による問題、健康を害するような行動などについて考え理解する。
【社会科における具体例】
【技術・家庭科〔技術分野〕における具体例】
情報モラルの必要性等に関し、知的財産権など権利を尊重することの大切さ、基礎的な情報セキュリティ対策などについて考え、理解させる。技術・家庭科技術分野の「(情報の科学的な理解の上で)著作権や発信した情報の責任を知り、情報モラルについて考えること」も含まれる。
【社会科における具体例】
【音楽科における具体例】
【美術科における具体例】
【技術・家庭科〔技術分野〕における具体例】
【保健体育科における具体例】
【道徳における具体例】
ネットワークをよりよいものにしたり、新しい文化の創造に寄与したりするといった態度を身に付けさせる。
【国語科における具体例】
【社会科における具体例】
【技術・家庭科〔技術分野〕における具体例】
【総合的な学習の時間における具体例】
初等中等教育局 参事官付課