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資料3−2

特別支援学校の現状

  • 平成18年度までの表記については、盲学校、聾学校及び養護学校とする。以下同じ。

●特別支援学校(幼稚部・小学部・中学部・高等部)に在籍する幼児児童生徒数の推移

 特別支援学校の在籍幼児児童生徒数を見ると、知的障害者が増加している。
 また、障害が重いため通学できない子どもに対しては、教員が家庭、施設、病院に出向いて指導する訪問教育を行っている。

特別支援学校(幼稚部・小学部・中学部・高等部)在籍者・各障害種別在籍者の推移
  • 平成18年度までの数値は、盲学校・聾学校・養護学校(知・肢・病)の5種の学校の在籍者数を合計したものであり、その合計が特殊教育諸学校の計となる。しかし平成19年度の数値は、複数の障害種に対応できる特別支援学校制度へ転換したため、幼児児童生徒の障害種を学級編制により集計した。その際、重複障害学級在籍者についてはそれぞれの障害種に重複してカウントしているため、各障害種の数値の合計は特別支援学校の計とは一致しない。

●特別支援学校数、幼児児童生徒数−国・公・私立計−

(平成19年5月1日現在)
対応障害種別 学校数 在籍者数
幼稚部 小学部 中学部 高等部
71校 260人 656人 480人 2,195人 3,591人
102校 1,268人 2,184人 1,354人 1,712人 6,518人
505校 66人 19,091人 15,521人 33,379人 68,057人
159校 49人 6,162人 3,486人 4,125人 13,822人
78校 1,137人 1,158人 990人 3,285人
知・肢 70校 3,165人 2,208人 4,766人 10,139人
知・病 8校 343人 272人 479人 1,094人
肢・病 11校 6人 468人 266人 285人 1,025人
知・肢・病 9校 4人 205人 129人 304人 642人
1,013校 1,653人 33,411人 24,874人 48,235人 108,173人

●特別支援学校教職員数−国・公・私立計−

(平成19年5月1日現在)
  本務教員数 本務職員数
特別支援学校計 66,807人 15,357人

特別支援学級の現状(注1)

(注1)平成18年度までの表記については、特殊学級とする。以下同じ。

1 特別支援学級に在籍する児童生徒の現状

 特別支援学級は、障害の比較的軽い子どものために小・中学校に障害の種別ごとに置かれる少人数の学級(8人を上限)であり、知的障害、肢体不自由、病弱・身体虚弱、弱視、難聴、言語障害、情緒障害の学級がある。

特別支援学級数及び特別支援学級在籍者数の推移
(平成19年5月1日現在)
区分 小学校 中学校 合計
学級数 児童数 学級数 生徒数 学級数 児童生徒数
知的障害 13,736学級 44,228人 6,731学級 22,483人 20,467学級 66,711人
肢体不自由 1,772学級 3,015人 617学級 976人 2,389学級 3,991人
病弱・身体虚弱
((注2)院内学級を含む)
716学級 1,346人 292学級 480人 1,008学級 1,826人
弱視 194学級 245人 67学級 85人 261学級 330人
難聴 473学級 865人 214学級 343人 687学級 1,208人
言語障害 344学級 1,223人 58学級 87人 402学級 1,310人
情緒障害 9,062学級 27,934人 3,665学級 10,067人 12,727学級 38,001人
総計 26,297学級 78,856人 11,644学級 34,521人 37,941学級 113,377人
  • (注2)院内学級とは、学校教育法第81条第3項の規定「前項に掲げる学校においては、疾病により療養中の児童及び生徒に対して、特別支援学級を設け、又は教員を派遣して、教育を行うことができる。」に基づいて病院内に設置される病弱・身体虚弱の特別支援学級をいう。

2 特別支援学級設置校数及び担当教員数

区分 学校別
小学校 中学校
特別支援学級を設置する学校数 14,709校(64.8パーセント) 6,894校(62.9パーセント) 21,603校(64.2パーセント)
設置者別内訳 国立 8 8 16
公立 14,700 6,885 21,585
私立 1 1 2
全学校数 22,693 10,955 33,648
特別支援学級担当教員数 27,900人 12,469人 40,369人
設置者別内訳 国立 31 31 62
公立 27,858 12,429 40,287
私立 11 9 20
上記のうち,特別支援学校教諭免許状所有者(再掲) 9,533人(34.2パーセント) 3,565人(28.6パーセント) 13,098人(32.4パーセント)

通級による指導の現状

 通級による指導は、小・中学校の通常の学級に在籍している障害の軽い子どもが、ほとんどの授業を通常の学級で受けながら、障害の状態等に応じた特別の指導を特別な場(通級指導教室)で受ける指導形態である。通級の対象は、言語障害、自閉症、情緒障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、弱視、難聴などである。

通級による指導対象児童生徒数の推移
(平成19年5月1日現在)
区分 小学校 中学校 合計
  自校通級 他校通級 巡回指導   自校通級 他校通級 巡回指導   自校通級 他校通級 巡回指導
言語障害 29,134人 10,963人 17,531人 640人 206人 69人 118人 19人 29,340人(64.9パーセント) 11,032人 17,649人 659人
自閉症 4,974人 1,483人 3,419人 72人 494人 174人 307人 13人 5,468人(12.1パーセント) 1,657人 3,726人 85人
情緒障害 2,628人 955人 1,610人 63人 569人 170人 392人 7人 3,197人(7.1パーセント) 1,125人 2,002人 70人
弱視 134人 14人 110人 10人 21人 3人 18人 155人(0.3パーセント) 17人 128人 10人
難聴 1,618人 292人 1,201人 125人 305人 76人 187人 42人 1,923人(4.3パーセント) 368人 1,388人 167人
学習障害 2,153人 1,405人 705人 43人 329人 208人 101人 20人 2,482人(5.5パーセント) 1,613人 806人 63人
注意欠陥多動性障害 2,406人 1,030人 1,327人 49人 230人 113人 114人 3人 2,636人(5.8パーセント) 1,143人 1,441人 52人
肢体不自由 11人 10人 1人 11人(0.02パーセント) 10人 1人
病弱・身体虚弱 16人 7人 9人 8人 2人 6人 24人(0.05パーセント) 9人 15人
43,074人(95.2パーセント) 16,159人 25,913人 1,002人 2,162人(4.8パーセント) 815人 1,243人 104人 45,236人(100.0パーセント) 16,974人(37.5パーセント) 27,156人(60.0パーセント) 1,106人(2.4パーセント)