資料2 大分県教委の教員採用等汚職事件について

事件の概要

  • 平成19、20年度の大分県の教員採用をめぐる教育委員会幹部職員への贈収賄事件。
  • 6月14日以降、県教委の義務教育課参事、前・教育審議監(当時・由布(ゆふ)市教育長)の2名が収賄容疑で、小学校長等3名が贈賄等の容疑で逮捕された。
  • 逮捕された5名は、7月25日までに全員が起訴されており、また8月11日までに全員が懲戒免職処分となった。

対応

1.大分県への指導等

  • 大分県教委に対し、事実関係の解明、再発防止、不正採用者等への適切な措置、人事行政の在り方の見直し等を指導。(事件発生以降逐次)
  • 7月16日、大分県教委は、選考試験の抜本的な見直し、不正採用者等への対応、教育委員会組織の再生等の基本方針を決定。
  • 7月25日、大分県教委は、教育行政改革のためのプロジェクトチームを発足。7月30日から職員100名に対する聞き取り調査等を開始。
  • 同プロジェクトチームは、8月中に報告をまとめる予定。

2.他の都道府県への指導等

  • 7月10日、全国の都道府県・指定都市教育委員会に対し「局長通知」を発出し、人事行政の在り方の点検、関係職員の服務規律の維持の徹底を指導。
  • 7月17日、全国都道府県教育委員会連合会の「総会」において、局長通知の趣旨徹底等を指導。
  • 同日、同総会において、全国の都道府県教育委員会が教員採用等に関する緊急点検の実施等を「決議」。
  • 7月29日、全国の教育委員会の点検状況を取りまとめ、公表。各教育委員会に更なる改善検討を進めるよう通知。

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(初等中等教育局初等中等教育企画課)