平成21年度宇都宮市立小・中学校教職員定期異動に係る基本的な考え方

平成20年10月24日

宇都宮市教育委員会

 

 平成21年度宇都宮市立小・中学校教職員の定期異動にあたっては,県教育委員会の異動方針に基づき,下記の事項を基本的な考え方として,適材を適所に配置することにより,自主的,自律的な学校運営体制を確立し,教職員の人材育成と組織の活性化を図りながら,特色ある学校づくりを推進し,本市学校教育の充実に努める。

 

 

1 組織の活性化を図る異動の推進

・ 異動希望の有無にかかわらず,学校組織の活性化を図るため,旧宇都宮市と旧2町間の交流など,全市的視野での異動を積極的に推進する。

・ 学習指導面,児童生徒指導面において課題のある学校には,経験が豊富で,力量のある教職員を配置する。

・ 新規採用教職員については,学校組織の活性化や各学校における教職員の年齢構成の適正化が図れるよう,計画的に配置する。

 

2 人材の育成を重要視した異動の推進

・ 教職員としての意欲や情熱に満ちた力量のある人材が,能力を十分発揮できるよう,適正な配置に努める。

・ 異なる校種での勤務経験により資質の向上を図るとともに,本市小中一貫教育の実施を見据えて,学校間の連携のもとにきめ細かな指導体制を確立するため,より一層,小・中学校間の異動を推進する。

 ・ 教職員として必要な資質能力の向上を図るために,教職経験の浅い教職員,同一校勤務が長い教職員については,学校規模,地域性等を考慮し,様々な環境の学校で経験を積めるような配置に努める。

 ・ 将来のリーダー育成を図るため,活躍が期待される教職員には,主任等の経験を積む機会を与えられる配置に努める。

 

3 自主的,自律的な学校運営体制の確立

・  校長,副校長については,教育改革に対する確かな理念と情熱を持って,学校経営の改

善や教職員の意識改革,地域の学校づくりの推進に意欲的に取り組めるよう,適材を適所に配置する。

・ 校長については,リーダーシップを発揮しながら見通しを持って学校経営を行えるように,同一校在任期間を配慮する。

・ 副校長については,管理職者としての資質や能力が十分身につけられるよう,様々な環境の学校で経験を積めるようにする。

 

4 特色ある学校づくりの推進

・ 校長が自らの教育理念や方針に基づき教育活動を展開できるよう,異動に関する校長の意見を人事異動に反映させるよう努める。

・ 「特色ある教育活動推進のための教職員の配置」を積極的に推進するとともに,特色ある学校づくりの推進のために,教職員の特性や経験,専門性等を考慮した配置に努める。

 

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初等中等教育局初等中等教育企画課

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