政令指定都市における広域人事交流の現状

1 広域人事交流会議の日程等

(1)市町教育委員会委員長・教育長会 年3回 4月10日 11月5日 11月25日

  参加者: 県教委、市町教育委員長、教育長

  内容 : 人事について意見を聞く会 H19人事概況 新しい職の設置

(2) 主席管理主事等連絡会 年3回  8月8日 10月10日 12月5目

  参加者: 県教委義務教育課参事 人事班長 定数担当管理主事 静岡市教職員課

       参事 浜松市教職員課参事 静東・静西教育事務所主席統括管理主事

  内容 :1. 事務所・政令市間交流 中・高校交流 特別支援学校との交流 

                    附属校との交流についての考え方の確認 

            2. 人事異動作業日程の確認

      3. 退職者数の把握 4. 管理職登用試験 5. 新たな職の設置

      6. 定数関係の国の動き

(3) 附属との交流会 年3回 5月30日 11月21日 12月11日 1月16日

  参加者: 県教委義務教育課 交流担当管理主事 教育事務所主席統括管理主事

        地区担当管理主事、政令市教委 交流担当者等 附属校園副校長 園長

  内容 : 交流人事に係る事務説明 協議

(4) 県立高等学校中等部との人事連絡会 年2回 12月19日 1月30日

  参加者: 県教委義務教育課 交流担当管理主事 教育事務所主席統括管理主事

        地区担当管理主事、政令市教委 交流担当者等 附属校園副校長 園長

   内容 : 交流人事に係る事務説明 協議

(5) 次長・定数・交流担当者会議 年2回 1月30日 2月19日

  参加者: 義務教育課 課長、参事、人事班長、管理主事

        高校教育課 交流担当管理主事

        特別支援教育課 人事班長

        教育事務所 次長兼教職員課長、主席統括管理主事、定数担当指導主事

        静岡市教委 教職員課参事、主席管理主事、管理主事

        浜松市教委 教職員課参事、担当副参事、定数担当指導主事

        高等学校中等部校長

  内容 : 中高交流 特別支援交流 高校中等部交流 事務所・政令市間交流 
        定数:配当について

 

2 協定書等について

 「静岡市の政令指定都市移行に伴う事務の引き継ぎ等に関する協議書」(静岡県教育委員会と静岡市教育委員会 H17/3/30付け協議書を廃止し、新たにH19/3/29に合意した) 第7条 派遣又は研修に関する事務に規定している。
 よって、事務所・政令市教委換交流、義務(政令市)・高校人事交流、高校中等部交流、県立特別支援学校交流、等は交流実施要項により実施している。
 静岡市と市立高校との交流については、高校教育課と協議書を交わしている。
 附属校・園との交流については、協議書を交わしている。

 

3 政令市移行後に県内他市町村において人事上でどのような支障が生じているか?

(1) 人事権が委譲されたことから、静岡市に勤務している教職員に「静岡県で勤めたいのか政令静岡市で勤めたいのか」を表明してもらう必要があった。政令市移行前年度8月に、すべての静岡市に努める県費教職員にフランチャイズ(籍)の表明をさせた。
 これにより、順次、静岡県への生活転を実施している。中学校の場合は欠過員の状況により進まない状況もある。

(2) 静岡市出身者が静東管内にかなりいるため静岡市への生活転希望者が多い。静岡市ではできるだけ受け入れる体制を整えているが、一度に多くを静岡市に異動させると静東に欠員が増えてしまうので、押さえ気味である。

(3) 平成17年度(平成18年度採用分)以降は、採用試験(1次は共同、2次は別)を別々に実施しており、自分の意志で静岡県又は静岡市を受験しているため、平成18年度採用以降の生活転希望者については、垣根を作らざるを得ない。これをしないと静岡県採用の教職員が静岡市に流れてしまう恐れあり。

 

 

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