平成19年12月10日(月曜日)9時30分~11時
東京商工会議所 特別会議室A
梶田座長,市川(伸)委員,小川委員,神山委員,清水(静)委員,清水(美)委員,田中委員,田村委員,土屋委員,野嶋委員,牧原委員,耳塚委員,八島委員,山崎委員
金森局長,前川審議官,藤野教育水準向上PTリーダー,高口学力調査室長,田中主任視学官,宮崎視学官 大槻教育課程研究センター長,藤田部長,長崎総合研究官 他
【梶田座長】
この全国学力・学習状況調査は43年ぶりに悉皆で行われた。私は非常にスムーズにいったと思う。この結果についての分析をまた皆さんにやってもらうが,私は思っていたよりはいい結果が出たと思っている。
まだまだ課題はたくさん残っている。今回,この専門家会議,その前に全国学力・学習状況調査の実施方法等についての専門家会議が置かれて枠組みを決めたわけである。いよいよこれの結果が出て,どういうふうにするかということになっている。多額のお金を使っているので,この悉皆調査の結果をしっかり分析しなければいけない。隠れたいろいろな要因,これからの指導の上で大事な視点が出てくるかもしれない。こういうものをできるだけいろいろな角度からはっきりさせたいと思う。
そしてデータ解析が単なるおたく的なものになってはいけないし,あるいは立派なレポートが出て終わりというわけにはいかない。これが各学校で使える,各教育委員会で使えるものにならなければいけない。使えるというのはどういうことかというと,子どもの次の学びと育ちに有効適切な形でフィードバックされるということになるかと思う。こういう活用の仕方も考えていただかなければいけない。そういう意味での分析・活用だと思っている。それでは早速,議事に入りたいと思う。
初等中等教育局教育水準向上プロジェクトチーム
-- 登録:平成21年以前 --