当サイトではJavaScriptを使用しております。ご利用のブラウザ環境によっては、機能が一部限定される場合があります。ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしていただくことにより、より快適にご利用いただけます。
梅田 昭博
将来を担う子どもたちを守り育てることは、私たちの責務であるが、誠に残念なことに、今、「いじめ」が原因で自ら命を絶つ子ども達が相次いでいる。
最後に、「いじめ」は内心の問題であり、子どもが成長する過程で「こころ」に傷を負うことが、その大きな原因となると考えられる。 子どもは、日々の生活の中で、様々な影響を受けて成長する。特に、親の影響は計り知れないものがあり、子どもに対する親の責任たるや誠に大きいと言わざるをえない。まず、その責任の大きさの自覚が大切である。 また、学校や教師としての責任の再認識も当然であるが、私たちは、社会の病理が子どもの「こころ」を蝕んでいることも忘れてはならなく、社会全体として節度を保ち、「いじめは許さない」「子どもを守り育てようと」との機運を高めることも大変重要である。
Copyright (C) Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology