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子どもの悩み・苦しみ等を受け止める体制の整備
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教育相談窓口の充実
都道府県・指定都市が行っている電話による教育相談の相談体制を夜間・休日まで拡充する(全国統一ダイヤルを設置することを検討)。 |
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スクールカウンセラー等の拡充
平成18年度においては、いじめ・自殺問題に対する緊急措置として、スクールカウンセラー及び子どもと親の相談員の配置を拡充し、全国の学校において集中的な相談活動を実施する。また、緊急措置終了後の平成19年度においては、問題発生時に関係校へ派遣する緊急支援型のスクールカウンセラーの配置を進める。 |
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学校内で、子どもが教員以外の様々な大人と接する機会の拡充
教室外の様々な場所に、教員以外の大人と気軽に話ができるような環境を整備し、児童生徒の「こころの居場所」づくりを進める先進的な取組に関する情報提供等を行う。 |
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いじめのサインを見逃さない・いじめを許さない教職員の取組の支援
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いじめ解決に取り組む教職員の支援
いじめの早期発見・早期対応を図るための日常的な取組、実際にいじめが起こったときの対応など、いじめ解決に向けた取組の好事例の情報を提供する。 |
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教職員研修の充実
各教育委員会が行う教職員研修や学校における活動に際し中核的・指導的な役割を果たせる人材を育成する観点から、国レベルで行う研修において、いじめの問題の特性、いじめの兆候として子どもが示すサイン、具体的な指導方法、問題発生時の危機管理等に関する研修内容の充実を図る。 |
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学校・教育委員会における問題抱え込みの排除
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開かれた学校づくりの推進
学校の説明責任として、いじめに関する学校の指導・対応方針等については、あらかじめ、保護者に説明し、理解を得るよう努めるよう指導を進める。 |
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チームによる対応等の推進
いじめられる子どものケアといじめる子どもへの指導、それらの背景にある問題等への適切な対応を図るため、教職員による対応チーム、教育委員会の職員、教育委員会と関係機関による学校支援チームを編成し、問題の解決に当たるよう、各学校・教育委員会の取組を促進する。
その他、人権擁護機関等の第三者機関との連携による事実解明など、関係機関との連携に関する取組についての情報提供等を推進する。 |
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いじめ防止等のための多様な教育活動の展開
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心の教育の充実
各学校・地域等における先進的な取組の支援とその成果の普及等を通じ、道徳教育、生徒指導、人権教育等の取組や、学校における様々な体験活動を推進し、豊かな心や社会性、規範意識等をはぐくむ指導の充実を図る。 |
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いじめる子どもに対する毅然とした対応の促進
出席停止制度等の適切な運用も含め、学校における懲戒基準や問題行動への対応方針を明確化し、公表するなどにより、いじめる子どもに対し毅然とした対応を図る取組の普及・促進を図る。 |
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メール、ネット等を利用した新しい形のいじめへの対応
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情報モラル等の指導事例等を紹介するWebサイトの作成等
ネット上の掲示板やブログ等による中傷などに関する指導も含め、情報モラル等に関する指導事例等を取りまとめるとともに、Webサイトを作成して当該事例等を広く紹介する。また、教員等を対象としたフォーラムを開催し、情報モラル等の指導手法の普及を図る。 |
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