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目指す学校像(基本理念)
「自立と創造を導く学び」を基盤にし、多様な学習ニーズや学習歴のある生徒の自ら「学びに向う力」を身につけ、「自分探し」から「自分づくり」をするとともに、「社会への橋渡し」ができる学校を目指します。
1. |
『学びたい人が、学びたいときに、学びたいスタイルで学べる』
○ |
柔軟で弾力的なカリキュラムのもと、生徒が自分にふさわしい学びのスタイルで、主体的に学び、意識的に努力し、知識を一方的に学ぶ教育から、生徒が自ら学び、自ら考える教育を展開していきます。 |
○ |
多種・多様な授業や総合的な学習の時間などの学習活動から達成感や充実感を味わい、学ぶ楽しさを体得することで、「たしかな学力」を育み、学びへの意欲や学ぶ習慣を身につけるとともに、変化する社会に対応できる「生きる力」を培い、生涯学習への基盤づくりを進めます。 |
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2. |
『学ぶ喜びを感じ、生き生きと活動できる学校を地域とともにつくる』
○ |
生徒一人ひとりが、「あなただけの学びを!」展開できるよう、生徒は自ら何を学ぶかを描き、一つひとつの学びを積み重ねて学ぶ喜びを感じ、自分のペースで学ぶ「自分探しの学校」となり、生徒が「生き生きと活動する学校」となるよう教職員一丸となって取り組んでいきます。 |
○ |
地域の方々から様々な専門知識、伝統的な技術を学び、学校から環境教育、IT教育などを地域の方々に発信し、相互に交流を深め、地域社会に貢献する人材の育成を目指し、地域に開かれた学校と地域社会に根ざした学校づくりを進めます。 |
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<中略>
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本年度の行動計画
(学習支援)
1 |
「学ぶ喜び」を感じられる授業を展開するため、指導力の向上を目指し、すべての教科で、指導主事等を招いて研究授業を実施します。 |
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(1) |
各教科で授業改善についての研究協議を年3回以上実施するとともに、指導主事を招いての研究授業・研究協議をすべての教科で1回以上実施します。 |
(2) |
生徒による授業評価アンケートを行い、生徒による学習自己評価75パーセント以上、教員に対する指導評価75パーセント以上を目指します。
また、履修登録単位数に対する単位修得率85パーセント以上を目指します。 |
2 |
生徒の状況に応じた個別の学びを支援するため、学習に関する個別プログラムの研究を続けます。 |
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(1) |
年間を通して、個別プログラムを研究し、実施します。 |
(2) |
年間退学者数10名以下、義務教育段階で不登校経験者の学校定着率85パーセントを目指します。 |
3 |
学習計画法や学習技術、仲間づくりの方法など、学習を進める上で必要なスキルを身につけさせるため、教材、指導方法についての研究・実践をすすめる。 |
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(1) |
学校設定科目「学習計画法」、「学習技術」の指導内容、指導方法について研究を進めるとともに、全教員が研修を行います。 |
(2) |
当該科目の生徒による学習自己評価70パーセント以上、教員に対する指導評価70パーセント以上を目指します。 |
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(生活支援)
1 |
生徒を理解し、生徒の立場に立った支援を進めるために、健康・安全やカウンセリングなどに関する研修と実践を積極的に進めます。 |
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(1) |
生徒理解に関する事例研究会を年間4回開催します。 |
(2) |
各教職員の研究会に関する満足度、理解度70パーセント以上を目指します。 |
2 |
不登校経験者などへの勇気づけのため、保護者の集い「勇気づけの子育ての集い」を開催します。 |
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(1) |
年間3回(6月9日,9月29日,12月8日)開催します。講師やスクールカウンセラーを招き情報交換を行います。 |
(2) |
参加した保護者にアンケートを行い、会の満足度75パーセント以上を目指します。 |
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(活動支援)
1 |
生徒自らが調べたいことを、学校の外で工夫しながら学び、体験し、学習の成果を発表するなど、「生きる力」を育むために、フィールドワークを実施します。 |
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(1) |
研修旅行参加者を除く全員を対象に実施します。 |
(2) |
発表会における、生徒の自己評価による満足度70パーセント以上、生徒相互の評価による発表内容理解度70パーセント以上を目指します。 |
2 |
「オーダーメイドのキャリアサポート」を進めるため、総合的な学習の時間をはじめあらゆる機会を通して、キャリア教育の実践に取り組みます。 |
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(1) |
全校生徒を対象にキャリア教育に関する体験学習を3回(6月、11月、1月)実施します。 |
(2) |
生徒にアンケートを実施し、理解度80パーセント以上を目指します。 |
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(地域との連携)
1 |
学校評議員、保護者をはじめ地域の方々への授業公開日を設定し、授業参観者の意見による授業改善を行います。 |
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(1) |
年間5回(5月23日,6月28日,10月26日,11月24日,1月20日)実施します。 |
(2) |
年間で延べ100名の地域の方々が授業参観することを目指します。 |
2 |
学校の教育資産を地域へ還元するため、地域の方々を対象とした各種の講座を実施します。 |
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<後略> |
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行動計画の目標・評価方法 |
達成状況・評価結果 |
成果や課題・今後の方針 |
学習支援 |
1 |
(1) |
すべての教科で研究授業を学期に1回以上実施する。
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(2) |
生徒による学習自己評価75パーセント以上、教員に対する指導評価75パーセント以上。 |
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(1) |
各教科平均1.6回実施(達成)
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(2) |
学習自己評価 75パーセント(達成)
指導評価 75パーセント(達成)
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研究授業を通して、授業の改善や教材の開発などを進め、生徒が授業に集中できるようにし、「学ぶ喜び」を味わえる学習環境を整えることができた。
今後も教員一人ひとりが積極的に研究活動を行い、授業の改善につなげていくことが必要である。
個別プログラムを実施するにあたっては、生徒個々の状況に適応した学習が進められるシステムづくりが大切であり、さらに具体的な取り組みになるよう研究をしていくことが必要である。
「学習計画法」「学習技術」の教材を作成することができた。今後は、この授業の効果を検証し、指導方法、指導内容の改善を進める必要がある。 |
2 |
(1) |
個別プログラムを実施。 |
(2) |
年間退学者数10名以下、義務教育段階で不登校経験者の学校定着率85パーセントを目指します。 |
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(1) |
8名に対して実施(達成) |
(2) |
年間退学者数 23名(未達成) |
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3 |
(1) |
学校設定科目「学習計画法」、「学習技術」の指導内容、指導方法について研究を進めるとともに、全教員が研修を行う。 |
(2) |
当該科目の生徒による学習自己評価70パーセント以上、教員に対する指導評価70パーセント以上を目指します。 |
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(1) |
「学習計画法」「学習技術」の教材を開発し、公開講座において、地域の方と生徒が参加する一般公開授業を実施した。(達成) |
(2) |
学習自己評価 68パーセント(未達成)指導評価 72パーセント(達成) |
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生活支援 |
1 |
(1) |
生徒理解に関する事例研究会を年間4回開催する。 |
(2) |
教職員の研究会に関する満足度、理解度70パーセント以上 |
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(1) |
年回2回実施(未達成) |
(2) |
満足度、理解度 73パーセント(達成) |
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「勇気づけの子育ての集い」を年3回実施し、保護者と教職員が話し合いを持つことにより、生徒の理解や子どもとのかかわり方などについて、情報共有ができた。来年度はこの会に加え、PTA主催の情報共有の場を作り、保護者間での情報交換を活発にしたい。 |
2 |
(1) |
保護者の集い「勇気づけの子育ての集い」を年間3回開催。 |
(2) |
参加者の満足度70パーセント以上 |
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(1) |
年3回実施(達成) |
(2) |
参加者の満足度73パーセント(達成) |
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活動支援 |
1 |
(1) |
「生きる力」をはぐくむため、フィールドワークを実施。 |
(2) |
発表会における、生徒の満足度、発表内容理解度70パーセント以上。 |
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(1) |
研修旅行参加者以外を対象に実施(達成) |
(2) |
満足度69パーセント(未達成) |
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「フィールドワーク」を実施した。事前の準備学習・実地調査、その後のまとめ・発表と、それぞれに十分な時間と指導を注ぐことで、生徒に生きた学習と充実感を提供出来た。今後も改善を施すことで一層発展性をもつであろう。
本年度のキャリア教育は、生徒が主体的に参加できるワークショップ型のキャリア教育を実施した。今後も体験学習の機会を増やし、自ら考え、行動できる力を養成することを目指したい。 |
2 |
(1) |
キャリア教育に関する体験学習を3回実施する。 |
(2) |
生徒の理解度80パーセント以上。 |
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(1) |
ワークショップ型キャリアガイダンスを1回、キャリア教育に関する総合学習を2回実施実施。(達成) |
(2) |
理解度 平均72パーセント(未達成) |
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地域との連携 |
1 |
(1) |
公開授業を年間5回実施。 |
(2) |
年間で延べ100名の地域の方々が参観 |
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(1) |
5月23日,6月28日,10月26日,11月24日,1月20日の5回実施(達成) |
(2) |
年間の参加者63名(未達成) |
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学校から地域への情報発信は、公開授業、公開講座、IT講習会などにおいて、一定の成果を収めることができた。
「学校経営評価」も保護者に加え、地域モニターよる評価は目標を達成できた。
来年度は、地域からの情報収集のあり方を改善し、地域や保護者の要望に基づいて学校の教育活動を改善できるようにする必要がある。 |
2 |
(1) |
地域の方々対象のIT講習会、公開講座を実施。 |
(2) |
参加者の満足度80パーセント以上。 |
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(1) |
IT講習会を6月及び11月に実施。
開講座を2月9日に実施。(達成) |
(2) |
満足度82パーセント(達成) |
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