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資料4−2

情報教育の目標で分類した学習活動(小学校段階)の修正方針について

静岡大学情報学部 堀田 龍也

■委員意見を受けて検討した再提案資料作成時の方針


1) 形式
縦軸(内容分類)は,情報教育の目標の定義文により従う形で整理する
現時点での政策を反映させた根拠を持った分類とするため

横軸(発達段階)は,低学年/中学年/高学年の3段階とする
学習指導要領においても複数学年をまたいだ目標の記載が取り入れられているため

教科における情報教育の学習内容については,学習指導要領の記載に従うが,情報教育の観点からの解説を加える
教科の教育目標の達成だけに終わらず,情報教育としても成立させやすくするため

総合的な学習の時間における情報教育の学習活動の記載を具体的にする
総合的な学習の時間には教科書等がないため,できるだけ具体的な例示でないと現場教員がイメージしにくいため


2) 内容
総合的な学習の時間における情報教育の学習活動の数を増やす
協力者会議において,「情報教育は各教科および総合的な学習の時間で行う」とされている
情報モラル等,情報社会に参画する態度に関する教育については,各教科の中に指導可能な学習活動が見いだしにくいため

中学年に情報モラル教育の内容を加える
特に情報安全教育・個人情報を守る教育・著作権教育などがあり,早い段階からの能力育成が必要と考えられるため

その他,内容をさらに充実させる
手引にすでに示されている学習活動に目を配る,映像の編集を扱う学習活動を導入するなど,精度を上げ,現実の学習活動に対応させるため


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