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資料1

「情報教育」と「IT活用」との相違について

「教育の情報化」と「情報教育」

 「教育の情報化」の目的は、1)子どもたちの情報活用能力の育成、すなわち体系的な「情報教育」の実施に加え、2)各教科等の目標を達成する際に効果的に情報機器を活用することを含むものである。
 (新「情報教育に関する手引き」(平成14年6月文部科学省)第2章より)

「教育の情報化」の構成

1)  「情報活用能力の育成」を目的とする「情報教育」。
2)  各教科等の目標を達成するために効果的に情報機器を活用すること。

「情報教育」ノットイコール「IT活用」

 「情報教育」の目的は、「情報活用能力の育成」。
 「ITを活用した各教科等の指導」の究極目的は、「各教科等の目的の達成」。
 IT活用は「手段」に過ぎず、それのみでは「情報教育」ではない。
 「IT活用」が「情報教育」に位置づけられるためには、教員が「情報活用能力の育成」を併せて行っているという認識を持つことが必要になる。

「教育の情報化」の概念

「教育の情報化」の概念の図
1  「IT活用」のない「情報活用能力の育成」を目的に含む教育
2  「IT活用」した「情報活用能力の育成」を目的に含む教育
3  「IT活用」しているが「情報活用能力の育成」を目的に含まない教育(イコール「各教科等の目的を達成するため」のIT活用のみ。)

  32に移行するためには、教員が「情報活用能力の育成」を併せて行っているという認識を持つことが必要。
 各教科等で行われる「情報教育」には、1に該当するものもある。
  イコール各教科等の「情報教育」は「IT活用」に係るもののみではない。
 所謂「情報モラル」についての教育は、1or2
 「IT活用」(2or3)とは、全く別次元のもの。


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