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英語教育改革に関する懇談会

2002/02/20

英語教育改革に関する懇談会(第2回)議事要旨


英語教育改革に関する懇談会(第2回)議事要旨


1   日 時 平成14年2月20日(水)8:30〜10:00
 
2   場 所 東海大学校友会館「朝日の間」(霞ヶ関ビル33階)
 
3   出席者 (委員)
  大釜茂璋 財団法人日本英語検定協会専務理事
  田村哲夫 学校法人渋谷教育学園理事長
  戸田奈津子 映画字幕翻訳家
  吉田研作 上智大学教授   の各委員
     
  (文部科学省)
  小野文部科学事務次官,御手洗文部科学審議官,
玉井大臣官房審議官,加茂川大臣官房審議官
田中国際教育課長,その他の担当官


議 事  
  (1) 小野文部科学事務次官から挨拶があった。
  (2) 事務局から委員の紹介が行われた。引き続き,文部科学省出席者の紹介が行われた。
  (3) その後,以下のとおり各委員から意見の発表があった。
はじめに戸田奈津子委員より,意見の発表があった。概要は以下のとおりである
○外国語教育の議論の前に,国語の重要性,話すべき中身の問題を考えておくべき。
○英語のよい教育方法は「読む」「聞く」「書く」「話す」と中学レベルの文法をバランスよく勉強し,毎日英語に触れること。
○携帯電話やインターネット等を活用し,楽しい授業づくりのために創意工夫をこらすこと。
田村哲夫委員より,資料に基づき意見の発表があった。
吉田研作委員より,資料に基づき意見の発表があった。
大釜茂璋委員より,資料に基づき意見の発表があった。
  (4) 続いて自由懇談が行われた。主な意見は以下のとおりである。
    教員の意識の中に教科書どおりの授業を行えばよいとの意識があるので,教員研修が非常に重要である。
    学習指導要領のもとでは,いくらでも教員の創意工夫ができる。しかし,高校入試に出ないような内容は保護者等から反発がある。高校入試が問題である。
    大学入試のセンター試験はやり方を工夫して,リスニングを実施すべきである。
    高校入試や大学入試では外部試験をもっと活用すべきである。
    大学に関しては,入試だけではなく教育全体の改革を行わないといけない。留学生受入に関しても,外国語で授業を受けられる環境を整備すべきである。
    学生の交換プログラムだけではなく,教員の交換制度をより推進していくべきである。日本に来られた教員を積極的に活用し,海外の大学で教えることができる日本人教員を養成しなければならない。
    日本人がなぜ英語を勉強しなければならないかについてニーズをきちんと分析を行わないといけない。その上で,目標を明確にすることが必要である。
    英語を楽しく覚えることができるシステムが必要である。
    新しいことをどんどん取り入れたりするなど前向きな姿勢が教員には必要ではないか。



(初等中等教育局国際教育課)


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