学校施設の水害対策検討部会(第8回)議事要旨

1.日時

令和5年1月13日(金曜日)14時00分~16時00分

2.場所

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインにて開催

3.議題

  1. ケーススタディについて
  2. 学校施設の水害対策の具体的な進め方について
  3. タイムラインについて
  4. その他

4.出席者

委員

木内望,小山毅,田村和夫,山田あすか(敬称略)

文部科学省

大臣官房文教施設企画・防災部

笠原文教施設企画・防災部長,野沢技術参事官,野口参事官,都外川参事官付災害対策企画官,亀井参事官付専門官

オブザーバー

文部科学省総合教育政策局

森本男女共同参画共生社会学習・安全課安全教育調査官

国土交通省水管理・国土保全局

児子河川計画課課長補佐

 

5.議事要旨

(〇:委員発言)

(1)ケーススタディについて

・事務局より、ケーススタディについて、説明を行った。
・説明の内容を踏まえて、各委員より発言があった。
 
〇 自治体内の関連部局の連携が取れていることが重要である。どの部署がどの部署に情報提供するのか等の流れを具体的に示すと、自治体の参考になる。
 
〇 「学校施設の浸水深に応じたハード対策(目安)」の表は、自治体が学校施設の改修を計画する上で、基になるもので、参考になる。
 
〇 寒冷地の学校等で、断熱材料を使用する場合、浸水に強い断熱材も選択肢の一つではないか。水害リスクがある箇所に断熱を行う場合は、気を付けた方がよいということ等について、記載してもよいのではないか。

 (2)学校施設の水害対策の具体的な進め方について

・事務局より、学校施設の水害対策の具体的な進め方について、説明を行った。
・説明の内容を踏まえて、各委員より発言があった。
 
〇 最終報告について、第3章「学校施設の水害対策の検討の枠組み」と、第4章「学校施設の水害対策の具体的な進め方」を関係づけ、整合させる必要がある。
 
〇 最終報告の各々の内容は、誰のための情報なのか、対策が様々であり、整理が必要である。

 (3)タイムラインについて

・事務局より、タイムラインについて、説明を行った。
・説明の内容を踏まえて、各委員より発言があった。
 
〇 どの部局が、どの部局に対して、フィードバック(このような困難があり、それに対して、このような工夫があった、事前に、このようなことを行えばよかった等)を行うか等を記載することがよい。
 
〇 自治体の組織の体制、災害の程度によって、対応が異なるため、一例として扱い、各自治体が、地域防災計画も対照し、アレンジできるような示し方がよい。
 
〇 災害時は、気象だけでなく、避難、河川の水位、水防、土砂災害等、情報が氾濫するので、災害の発生が予測される時に、気象庁等の国、県等の行政から、どのような情報が出され、どこで収集できるのか等、収集方法の記載があるとよい。
 
〇 河川関係者や防災部局と、学校や教育委員会との情報共有が非常に大切である。

 (4)その他

・事務局から、今後のスケジュールを説明し、会議を終了。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付

電話番号:03-5253-4111(内線3184)

(大臣官房文教施設企画・防災部参事官(施設防災担当)付)