令和4年9月12日(月曜日)14時00分~16時00分
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインにて開催
木内望,小山毅,瀧健太郎,田村和夫(敬称略)
下間文教施設企画・防災部長,笠原技術参事官,野口参事官,都外川参事官付災害対策企画官,田中参事官付参事官補佐
安田男女共同参画共生社会学習・安全課防災教育係長
石川河川計画河川計画調整室長,児子河川計画課課長補佐
(〇:委員発言)
・事務局より、前回の学校施設の水害対策検討部会以降の状況、学校施設等の防災・減災対策の推進に関する調査研究協力者会議(第2回)における主な意見、オブザーバー自治体について、説明を行った。
・郡山市、熊本県、国土交通省九州地方整備局熊本河川国道事務所、熊本市より、流域治水、ハザード情報、学校施設の水害対策の取組状況について、説明を行った。
・事務局より、最終報告に向けた検討事項(案)について、説明を行った。
・説明の内容を踏まえて、各委員から発言があった。
〇 浸水頻度が高い場合にも、避難確保計画、タイムライン等でソフト面の対策を実施することは、教員、児童・生徒等への普段の対応、訓練等での負担が大きいため、立地の検討を含むハード面での対策の実施により、負担軽減することが大切である。
〇 この土地は低いから、内水だろうが、外水だろうが、リスクが高いという、昔の人が知っているようなことを、多段階リスクマップで「見える化」するのが国土交通省の取組だと思う。
〇 ケーススタディについて、災害は、想定していなかったことが発生した時に大きくなるので、例えば、季節、曜日、時刻等を綿密に想定したが、他の条件で全く機能しなかったということがないように、バリエーションを視野に入れてほしい。
〇 対策について、浸水深で考えるのか、確率年で考えるのかについては、それぞれの観点で考え始め、両方セットで考えるわけにもいかないときは、柔軟に対応すればよい。
〇 対策技術の調査について、止水板の漏水量によるJIS規格の等級は、設定した浸水深の条件下でのランク分けなので、気をつけてほしい。対策技術は、様々な技術があり、分かりにくいので、詳細な特徴等を整理することは便利である。
・事務局から、今後のスケジュールを説明し、会議を終了。
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