令和4年1月14日(金曜日)10時00分~12時00分
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、オンラインにて開催
木内望,小山毅,山海敏弘,瀧健太郎,田村和夫,山田あすか(敬称略)
下間文教施設企画・防災部長,笠原技術参事官,野口参事官,小林参事官付災害対策企画官,早田参事官付専門官,田中参事官付参事官補佐
森本男女共同参画共生社会学習・安全課安全教育調査官
朝田河川計画課河川計画調整室長,松山河川計画課課長補佐
(〇:委員発言、●:事務局発言)
・木内部会長より、学校施設における水害対策とリスクの評価について、瀧委員より、リスクに応じた学校施設の水害対策について、それぞれ発表を行い、各委員より発言があった。
〇 水害は、地震や津波と異なって、あらかじめ予想できるものである。児童生徒の安全確保とは、具体的に、どのような状況を想定しているのか。
● 水害が予想されるときは、あらかじめ避難する、登校させないという対策が基本となる。しかし、過去の事例では、水害時に学校施設に児童生徒が取り残される場合もあったため、そのような状況でも、安全が確保されるようにするということを想定している。
〇 議論の前提として、ソフト面による対策との切り分けや連動について、示しておくと良いのではないか。
〇 家屋の倒壊・流失をもたらすような堤防決壊に伴う激しい氾濫流や河岸侵食が発生することが想定される区域(家屋倒壊等氾濫想定区域)の学校については、別途、検討した方がよいのではないか。
〇 個々の学校施設の水害対策を検討することと、域内全体の学校施設の水害対策を検討することの手順やバランスについて整理していく必要がある。
〇 浸水想定区域図は空白地域も多く、今後、整備が期待されるものである。水害リスク情報の収集の際には、重ねるハザードマップの活用もできるが、河川管理者に相談することが重要である。
〇 学校施設・設備の浸水対策について、重要な書類のある部屋を上階に配置するといった配置計画上の工夫も考えられる。
〇 コストの観点から、対策と効果について考えることは重要である。
・事務局から、今後のスケジュールを説明し、会議を終了。
電話番号:03-5253-4111(内線2239)