今後のラボデザインの在り方に関する調査研究協力者会議の設置について

1 趣旨

　研究力向上改革2019（2019年4月）に「ラボ改革」が掲げられ，Society5.0時代にふさわしい研究環境が大学等に求められている。各国立大学等においても，IoTを含めた情報通信技術や環境設計技術の進展などにより，研究環境の高度化などが試みられている。このような動向を踏まえ，文部科学省において，全国各地で試みられている高度化の事例を収集・分析し，今後の研究環境の計画・設計（以下「ラボデザイン」という。）のための資料をとりまとめるとともに、関係機関に提供することとする。 

2　調査研究事項

（1） 特色あるラボデザインの事例収集・分析

・先端的研究テーマを扱うラボ
・スマート化が進んだラボ
・学生のための実験実習ラボ

（2） 今後のラボデザインの在り方

3　実施方法

別途定める学識経験者等の協力を得て，2に掲げる事項について調査研究を行う。

4　実施期間

令和元年9月4日から令和2年7月31日までとする。

5　その他

本協力者会議に関する庶務は，大臣官房文教施設企画・防災部参事官において行う。

今後のラボデザインの在り方に関する調査研究協力者会議　委員名簿

　　氏名　　　　　　　　　　職名

有信　睦弘　　　　　東京大学大学執行役・副学長，東京大学未来ビジョン研究センター特任教授

伊香賀　俊治　　　　慶應義塾大学理工学部教授

上野　武　　　　　　千葉大学運営基盤機構特任教授・キャンパス整備企画室長

江口　亨　　　　　　横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授

甲斐　知惠子　　　　東京大学生産技術研究所特任教授・東京大学名誉教授

岸　利治　　　　　　東京大学生産技術研究所所長・教授

斎尾　直子　　　　　東京工業大学環境・社会理工学院建築学系准教授

下條　真司　　　　　大阪大学サイバーメディアセンター教授・センター長

恒川　和久　　　　　名古屋大学大学院工学研究科准教授，施設・環境計画推進室室長，工学部施設整備推進室室長

宮浦　千里　　　　　東京農工大学副学長・工学研究院教授

山本　仁　　　　　　大阪大学安全衛生管理部教授

（以上11名，五十音順，敬称略）

（特別協力者）

丹沢　広行　　　　　国立教育政策研究所文教施設研究センター長

（以上1名，敬称略）