令和元年5月20日(月曜日)15時00分~17時00分
文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画・防災部会議室
(○委員、●事務局)
国立大学法人等施設整備に関する検討会設置要綱に基づき、互選により主査及び副主査が選出された。
事務局より、資料2-1「国立大学等施設の老朽化の現状と課題」、資料2-2「今後の国立大学法人等施設整備に関する有識者会議」について説明を行い、質疑・意見交換が行われた。主な意見等は以下のとおり。
○ 第4次国立大学法人等施設整備5か年計画にも書かれているラーニング・コモンズやアクティブ・ラーニング・スペースの整備がどの程度進んでいるか分かるデータはあるか。
● 各大学における共通化や共有化されているスペースについて毎年調査を行っており、そのようなスペースは少しずつ増えて来ている。なお、それらのスペースには、新たな施設整備によって創出されたものもあれば、各大学の施設マネジメントによって創出されたものもある。その調査については適宜皆様に共有させていただく。
事務局より、資料4「国立大学法人等におけるPFI事業の考え方(令和2年度概算要求に向けて)」についてPFI検討会主査及び事務局より説明を行い、質疑・意見交換が行われた。主な意見等は以下のとおり。
○ VFMとはどのようなものか。
● 施設の整備から維持管理・運営について、従来手法で実施した場合と比較して、PFIで実施した場合に、どのくらいトータルコストが抑えられたり行政サービスが向上したりするのか等を数値で示すものである。
○ VFMの算出については、次回分かりやすい事例を用いてご紹介いただきたい。
事務局より、資料3-1「令和2年度概算要求事業の評価に係る評価項目の見直しについて(案)」及び資料3-2「令和2年度国立大学法人等施設整備の方向性(案)」について説明を行い、質疑・意見交換が行われた後、資料3-2について了承された。主な意見等は以下のとおり。
○ 柴山プランやその他の会議資料等にも見られるように、昨今、研究力強化の動きとしてビックデータやAIの活用の話が進んでいる。このような中、大学内外でデータを共有するための環境整備などが大学の施設・設備についても求められると思う。
事務局より、資料1「国立大学法人等施設整備に関する検討会の運営に係る規定の改正等について」の説明を行い、質疑・意見交換が行われた後、国立大学法人等施設整備に関する検討会の運営規定の改正が決定されるとともに、今後の軽微な修正については主査に一任された。
事務局より、資料5「今後のスケジュール」について説明を行った。
閉会
大臣官房文教施設企画・防災部計画課