令和2年度国立大学法人等施設整備の概算要求事業の選定の考え方(案)

令和元年8月 日
国立大学法人等施設整備に関する検討会


 令和2年度の概算要求事業については、「第4次国立大学法人等施設整備5か年計画」(平成28年3月29日文部科学大臣決定、以下「5か年計画」という)を踏まえ、国立大学法人等の施設整備を計画的かつ重点的に推進するため、「令和2年度国立大学法人等施設整備の方向性」(令和元年5月20日)に基づき、以下1及び2の考え方に基づいて行った評価において総合評価S(耐震事業はA以上)となった事業を基本として選定する。
*PFI事業については、上記に基づく評価に加えPFIに係る専門の事項について評価を実施し、評価がSの事業を選定。


 なお、具体的な概算要求事業については、本検討会での審議を踏まえ、文部科学省において予算の状況等を勘案しつつ決定する。



1.一般事業の評価の考え方

 「5か年計画」に示している3つの重点整備((1)安全・安心な教育研究環境の基盤の整備、(2)国立大学等の機能強化等変化への対応、(3)サステイナブル・キャンパスの形成)及び戦略的な施設マネジメントの視点からの事業ごとの評価に、多様な財源による整備状況、適正な事業執行等に関する法人ごとの評価を加味した総合評価とした。特に、経年・事故歴等を踏まえ、より緊急性が高いと考えられる事業、Society5.0の実現や大学改革等に向け早期の着手が必須と考えられる事業、過年度に実施済みの事業に続けて実施すべきと考えられる事業、附属病院事業と一体的に実施することが効率的と考えられる事業を評価。


2.附属病院事業の評価の考え方

 一般事業の評価の視点に加え、先端医療・地域医療等に対応した教育・研究・診療機能と経営基盤の強化に資する取組であり、再開発整備計画や地域医療ニーズ等を踏まえている事業を評価。

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(大臣官房文教施設企画・防災部計画課)