国立大学法人等施設整備に関する検討会(平成30年度)(第2回) 議事要旨

1.日時

平成30年8月16日(木曜日)13時30分~15時00分

2.場所

文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 国立大学法人等の施設整備をめぐる動向について
  2. 平成31年度国立大学法人等施設整備事業の評価及び選定について
  3. その他

4.議事要旨

(○委員、●事務局)

議題(1) 国立大学法人等の施設整備をめぐる動向について
事務局より、資料1「国立大学法人等の施設整備に関連する国家戦略等の動向」について報告を行った。

議題(2) 平成31年度国立大学法人等施設整備事業の評価及び選定について
事務局より、資料2「平成31年度国立大学法人等施設整備費要求事業の評価案の概要」、資料3「『機能強化等への対応』に関する評価結果について」、資料4「平成31年度国立大学法人等施設整備の概算要求事業の選定の考え方(案)」、資料5「平成31年度国立大学法人等施設整備費概算要求における選定事業数(案)」、資料6「平成31年度国立大学法人等施設整備費要求事業(重点)の評価(案)」について説明を行った。審議の結果、資料3について了承、資料4について案のとおり決定されるとともに、資料5、6について了承された。また、資料7「各評価項目の評価結果について」についての事務局からの説明後、質疑・意見交換が行われた。
主な意見等は以下のとおり。

○ 資料4に記載のあるSociety 5.0と大学施設との関わりを考えなければならない。極端に言えば、学生が大学に来るのは実習、実験、グループ学習だけとし、その他の授業はオンライン講座で実施すると割り切って考えることも大学の方向性としてはあり得る。Society 5.0の意味するところを、別途、具体的にブレークダウンしていく必要があると思う。
○ 施設整備の観点でSociety 5.0への対応をどのように考えていくのか、関係者で検討し、本検討会で報告頂ければと思う。
● 「Society 5.0の実現」の考え方は多面的である。例えば、情報通信やビッグデータを扱う専門人材を育成する視点や、共通的にリテラシーを高めるために施設やキャンパスを充実させるといった視点や、ネットワークで結ばれた各大学と地域との連携の促進のためにキャンパスを充実させるといった視点等、様々な視点が考えられる。そのようなことも踏まえ整理したい。
○ 大学のプロジェクト研究に多額の予算が措置され、それに併せてキャンパス内に新たな建物が整備される事例がある。文教施設企画部が各国立大学の施設整備を全てコントロールすることは難しいとは思うが、プロジェクト研究で新たな建物を整備することに問題がないか、キャンパス全体を見据えたチェックが必要だと思う。

議題(3)その他
事務局より、資料8「今後のスケジュール」について説明を行った。

閉会

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大臣官房文教施設企画部計画課

(大臣官房文教施設企画部計画課)