平成31年3月13日(水曜日)15時00分~17時00分
文部科学省 16階16F4会議室
斎藤委員、佐藤委員、鈴木委員、高井委員、高草木委員、中西委員、山本委員(五十音順)
平井文教施設企画・防災部長、山﨑文教施設企画・防災部技術参事官、藤井計画課長、深堀計画課整備計画室長、木村計画課整備計画室室長補佐、加賀谷国立大学法人支援課課長補佐
【議事】(○:委員、●:事務局)
・山本WG主査より、資料1に基づき、前回検討会開催後に開かれたワーキンググループでの検討状況について報告
・事務局より、資料2-1、資料2-2に基づき報告書(案)について説明
○6頁図1について、それぞれの予算の規模感を盛り込めないか。また、9頁図5について、平成31年度の施設整備費の状況については、防災・減災、国土強靱化関係予算分を示した方がよいと思う。また、14頁図12の「整理・検討が必要な事項」について、今後のことを考えると、一法人複数大学などの動きもあるので、追記を検討してはどうか。
○技術面を凝縮した報告書であると思う。海外に、このような報告書はあるのか。もしなければ、何か日本から発信してもいいのではないか。
○劣化状況評価基準(参考例)の写真が少し小さいので、大きくした方がよい。
○建物の位置している地域や気象条件により、劣化状況は異なる可能性があるので、必要に応じて地域性に関するコメントを追記した方がよい。
○41頁の「給水の変色」は、それほど重大な不具合ではない。また、「衛生器具のぐらつき」は重大な不具合であると思うので、入れ替えた方がよい。
○第2部について、各々の事例は素晴らしいと思うが、各国立大学法人等において、これらをどう組み合わせていくのかが難しいと思う。
○この検討会においては、基本的な考え方をもう一回整理するということと、有効な事例をきちんと掲載していくということが大きな目的だった思うので、その目的は達成できているのではないかと思う。この事例を基に、様々な動きが各国立大学法人等で起こるのではないかと思うので、その後の情報の共有化および蓄積ができるとよいと思う。
○本報告書を各国立大学法人等に発出するに際しては、インタラクティブにする必要があると思う。そのためには、問合せ先が明確に分かるように記載をする等の工夫を検討して欲しい。
○劣化状況をビジュアルも含めてきちんと整理されたということは重要であると思う。施設部職員にとっては常識的なことであるが、建物を使っているユーザーの方に、この報告書をもとに建物の劣化状況を説明できることは有意義だと思う。
管理企画係
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