平成30年6月6日(水曜日) 10時00分~12時00分
文部科学省旧庁舎4階 文教施設企画部会議室
佐藤委員、高井委員(主査)、玉上委員、中西委員、山本委員(五十音順)
笠原参事官、森井参事官補佐
【議事】(○:委員、●:事務局)
・山本委員より施設の長寿命化のコスト面の検証について説明
○長寿命化のコスト面の検討で重視される平準化とは、どのようにして可能なのか。
○部位毎のまとめて行ったほうが良い工事について、前倒しや後倒しをするなどして平準化を図ることが可能と考える。
○試算によりお金が必要なことは分かるが、問題はどのようにして費用を捻出するかということではないか。
●そもそも本検討会の流れとしては、昨年度に長寿命化の必要性を整理し、今年度はどのように長寿命化を行うのか具体的な方法を議論しようとしているところ。一方、各国立大学法人等の施設整備に関する予算等については、今後国立大学法等施設整備5か年計画の検討などの中で整理してゆくものと考えている。
○施設によって用途や使用方法、立地などが異なることから、長寿命化のライフサイクルも運用上はフレキシブルになるのではないか。
●昨年の「基本的な考え方の整理」の中でまとめて頂いた通り、基本的なライフサイクルは設定するものの、施設の用途や整備年代などは多様であり、一律に当てはめることは困難なため個々に判断が必要である。
○各国立大学法人等も施設全体の規模等について維持していくだけでなく、他の目的に転換する等、ある程度社会の動きに合わせて考える必要がある。
・事務局より施設の長寿命化に関する指標等について説明
○各国立大学法人等の施設担当部課に蓄えられた改修や修繕等に関する情報を電子データで蓄積していくとよいのではないか。
●老朽化状況の整理や目標使用年数の設定については、既に取り組んでいる大学や自治体の情報なども集めつつ整理する予定。
・事務局より今後のスケジュールについて説明
―了―
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