参考資料3 インフラ長寿命化計画(行動計画・個別施設計画)の策定について

インフラ長寿命化計画(行動計画・個別施設計画)の策定について

○政府の「インフラ長寿命化基本計画」(平成25年11月インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議)に基づき、文部科学省の所管施設等の長寿命化に向けた各設置者における取組を推進するため、文部科学省としての行動計画を平成27年3月に策定。

○本行動計画においては、国立大学法人等が保有する施設も対象としており、各法人においても、インフラ長寿命化のための行動計画・個別施設計画の策定をお願いしたい。

<行動計画>

計画的な点検や修繕等の取組を実施する必要性が認められるすべてのインフラでメンテナンスサイクルを構築・継続・発展させるための取組の方針

【主な記載事項】

対象施設、計画期間、対象施設の現状と課題、中長期的な維持管理・更新等のコストの見通し、必要施策に係る取組の方向性(点検・診断、修繕・更新、基準類の整備、予算管理、体制の構築など)、フォローアップ計画

<個別施設計画>

対象施設ごとのメンテナンスサイクルの実施計画

【主な記載事項】

対象施設、計画期間、対策の優先順位の考え方、個別施設の状態等、対策内容と実施時期、対策費用

国立大学等におけるインフラ長寿命化計画の策定のポイント

○施設の長寿命化のための中長期的な取組の方向性を定める行動計画及び行動計画に基づき個別施設ごとの具体的な対応方針を定める個別施設計画の策定にあたっては、既存の施設整備計画や修繕計画等をもとに、施設の長寿命化のための必要な観点を追加するなど既存の計画を充実させ、行動計画、個別施設計画に代替することが可能としている。

○また、行動計画と個別施設計画は、両計画を合わせて一体の計画とすることも可能としている。

策定のスケジュール等

○行動計画については、平成28年度末、個別施設計画については、平成32年度末までに策定。
○政府の「インフラ老朽化対策の推進に関する関係省庁連絡会議」において、行動計画等の策定状況についてフォローアップが予定されている。

お問合せ先

大臣官房文教施設企画部計画課

(大臣官房文教施設企画部計画課)