参考資料1 老朽化した一群の施設等の質的向上に関する試行的検証について

外部パブリックスペース整備事業について(老朽化した一群の施設等の質的向上に関する試行的検証)

1.趣旨

○有識者会議報告書※1を受け、一群の建物(隣接する建物)・外部パブリックスペース(以下、一群の施設等という)の質的向上を段階的に進め、それらを連鎖させてキャンパス全体の価値を高めていくことを検討する。

※1 「キャンパスの創造的再生~社会に開かれた個性輝く大学キャンパスを目指して」(平成25年3月)

○平成28年度国立大学法人等施設整備においては、平成26・27年度と同様に、試行的に外部パブリックスペース事業を実施する※2。

※2 これまで、国立大学法人等施設整備費の平成25年度補正予算から平成27年度当初予算までにおいて、7事業を採択しているところ。

2.事業内容

平成28年度において、個々の施設整備事業(新増改築・改修事業のうち、単年度事業を対象)の整備に際し、併せて老朽化した外部パブリックスペースの質的向上整備を実施(以下「外部パブリックスペース整備事業」という。)することにより、(1)個々の施設整備事業、(2)一群の施設等において教育研究上の効果等※3の向上が見込まれる場合、その効果等を試行的に検証するため、「外部パブリックスペース整備事業」について実施する。

※3 一群の施設等で計画することにより見込まれる教育研究上の効果等とは、学生・教職員・学外関係者のディスカッション・発信による知的創造活動の活性効果などの教育研究上の効果に加え、防災上の効果、地球温暖化対策の効果を含む。

3.要求上の留意点

○各法人が外部パブリックスペース整備事業を要求する場合は、一体的に実施する新増改築・改修事業と別事業として要求する(優先度は同じものとする)。

(例 A○-○-1:一体的に実施する新増改築・改修事業、A○-○-2:外部パブリックスペース整備事業)

○「新増改築・改修事業」と同様に、「1.大学等の戦略との整合性等」、「2.事業規模や費用等の適正性」、「3.教育研究等への効果」、「4.環境負荷低減のための取組」、「5.安全・安心の確保」の項目全てを評価の対象とする。

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大臣官房文教施設企画部計画課

(大臣官房文教施設企画部計画課)