PFI検討会(平成26年度)(第1回) 議事要旨

1.日時

平成26年5月14日(水曜日)13時30分~15時00分

2.場所

文部科学省旧庁舎4階文教施設企画部会議室

3.議題

  1. 国立大学法人等PFI事業の考え方について
  2. PFI事業評価基準について
  3. 国立大学法人等におけるPFI事業推進の方向性について
  4. その他

4.議事要旨

(○:委員、●:事務局)

(1)国立大学法人等PFI事業の考え方について 
事務局より、「国立大学法人等PFI事業の考え方(平成27年度概算要求に向けて)(案)」について説明を行い、審議の上、原案どおり了承された。

主な意見は以下のとおり。
○:内閣府のPFI推進委員会で手続き簡易化マニュアルやガイドラインの見直しが検討されている。内容的には導入可能性調査の簡易化で、標準的に今までも行われてきて、社会に知見がある程度蓄積されているものついては、VFMの計算等で簡易化が行えるものとなっている。
また、VFMの計算ついても、今後ガイドラインの改定が予定されており、今までのVFMの計算では事業化されなかった事業も今後事業化される可能があることから、来年度以降見直しが考えられる。

(2)PFI事業評価基準について
事務局より、「PFI事業評価基準について(案)」について説明し、原案どおり了承された。

(3)国立大学法人等におけるPFI事業推進の方向性について
事務局より、「国立大学法人等におけるPFI事業推進の方向性について(素案)」について説明し、意見交換が行われた。

主な意見は以下のとおり。
○:長寿命化について、「インフラ長寿命化基本計画」(平成25年11月)が策定され、各省で行動計画が策定されることから、その内容についても言及する必要があると考えられる。
単に長寿命化だけではなくライフサイクルコストを考えて、適正な維持管理や予防保全等を行うことにより、大幅にコストが縮減する。また、短寿命化といっているが、これから需要が少なくなる建物では、5~10年単位で減築を繰り返すなど、需要に応じて建物を簡単に縮小できるように建築することも可能で、公共建築ではできないことをPFI事業で実施する意味がある。
○:ESCOをPFIで導入するのはどういったことを考えているのか。
●:通常のESCOは、大規模な熱源を高効率な設備に更新するなどであるが、それに建物全体改修を含めて考えるもので、改修建物のエネルギーマネジメントも含めることにより、建物全体でのエネルギーコストが削減されるなど、ESCOで培った民間事業者のエネルギーマネジメントのノウハウを活用できることから、イメージしたものである。
○:各委員よりいくつかの意見をいただいたので、事務局で対応いただきたい。

(4)その他
事務局より、平成26年度選定事業の進捗状況及び今後のスケジュール等について説明した。

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(大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室)