国立大学附属病院施設整備の事例集作成に関する検討について

1　趣旨

国立大学附属病院の施設整備を行うに当たっては，優れた医療人材の養成や安心・安全で高度な医療の提供が急務の課題となっていることに加え，医療制度改革などの状況の変化を踏まえて行うことが必要となっている。そのため，文部科学省では平成25年度に今後の国立大学附属病院施設整備に関する検討会を開催し，「今後の国立大学附属病院施設整備に関する検討会・報告書（平成26年3月）」（以下，「報告書」という。）を取りまとめたところである。
報告書では，個々の附属病院の機能・役割を踏まえた，変化に対応する病院施設の取組の必要性について提言されており，今後の附属病院施設整備に当たっては，報告書で示された留意事項等を考慮して進めることが望まれている。
このため，文部科学省では，報告書に基づく大学の取組を支援することを目的として，有識者の協力の下，大学附属病院等における具体的な取組の事例を収集して取りまとめを行うこととする。

2　検討事項

（1）「今後の国立大学附属病院施設整備に関する検討会・報告書」を踏まえた取組事例集の作成について
（2）その他

3　実施方法

別紙の学識経験者等の協力を得て，2に掲げる事項について検討を行う。
なお，必要に応じてその他の関係者の協力を得て行う。

4　実施期間

平成26年4月23日から平成27年3月31日までとする。

5　その他

この検討会に関する庶務は，大臣官房文教施設企画部計画課整備計画室において行う。

別紙

国立大学附属病院施設整備の事例集作成に関する検討会　委員名簿