資料4 手引掲載内容案(たたき台)
長寿命化改修について(総論的事項)
- 長寿命化改修とはどのようなものですか?
- 長寿命化改修工事の具体的な工程について教えてください。(躯体の診断から設計、工事までの具体的な工程、工事期間などを図示)
- 長寿命化改修の対象とする建物は、どのような判断基準に基づき決定すればよいですか?(どの程度まで躯体が劣化していれば長寿命化改修が実施できないか(改築せざるを得ないか)を示す)
- 長寿命化改修では、改築した場合と比較して、どの程度工事費を下げることができますか? (長寿命化改修の内容によって変動するが、一般的な改修モデルを示した上でコストを提示。)
- 長寿命化改修を実施する際にはどのような補助制度が活用できますか? (長寿命化改良事業について)
- 長寿命化改修では、改築した場合と比較して、どの程度廃棄物発生量を抑制することができますか?
- 長寿命化改修によって、どの程度寿命を延ばすことができますか?
- 長寿命化改修を実施するに当たって、法令上、どのような点に留意すればよいですか?
- 建築物の部位・部材ごとの計画更新年数はどのようになっていますか?
- 予防保全とはどのような考え方ですか?
- 劣化状況の違いにより補修費用はどのように変わりますか? (劣化が進行するほど、補修に係る工事費が高額となることを示す)
躯体(鉄筋コンクリート)の劣化対策について
- 鉄筋コンクリート造の校舎の耐用年数はどうなっていますか? (法定耐用年数の意味について。物理的な耐用年数について)
- 鉄筋コンクリートに生じる劣化現象にはどのようなものがありますか?
(中性化、鉄筋腐食、ひび割れ、漏水、強度劣化、大たわみ、凍害、表面劣化など)
- 鉄筋コンクリートの劣化状況はどのように調査・診断すればよいですか?
(外観目視調査、はつり調査、コア採取など。鉄筋腐食度評価基準、劣化度評価基準など。)
- コンクリートの中性化とはどのような現象ですか?中性化するとどのような現象が起きますか?
(コンクリート中性化→鉄筋腐食→鉄筋爆裂など)
- コンクリートの中性化対策はどのように行えばよいですか?
(アルカリ性付与剤の塗布、表面被覆など)
- 鉄筋の腐食防止はどのように行えばよいですか?
(コンクリート中性化抑制、塩害の抑制、表面被覆など)
- 鉄筋の腐食の補修はどのように行えばよいですか?
(はつり→鉄筋の錆除去→防錆処理→断面修復など)
- 鉄筋コンクリートの劣化防止対策により、学校運営への影響はありますか。
- 外壁の劣化について
- 外壁の劣化現象にはどのようなものがありますか?
(浮き、ひび割れ、欠損など)
- 外壁の落下防止対策、ひび割れの改修はどのように行えばよいですか?
- 屋根や外壁の耐久性を向上させるための材料にはどのようなものがありますか?
設備について
- 各種設備の主な種別ごとの耐用年数を教えてください
- ライフラインの維持管理や更新の容易性を確保するためにはどうすればよいですか?
- ライフラインの劣化状況はどのように調査・診断すればよいですか?
- ライフラインの老朽化対策の具体的な方法を教えてください。
防水について
- 屋上の防水改修はどのように行えばよいですか?
(部分補修工法、撤去工法、かぶせ工法など)
- 劣化に強い塗装材・防水材にはどのようなものがありますか?
エコ改修について
- 再生可能エネルギーの導入はどのように行えばよいですか?
(太陽光発電、太陽熱利用、風力発電等の導入)
- 外壁及び窓の断熱化はどのように行えばよいですか?
- 自然光や自然通風の活用を図るためにはどのようにすればよいですか?
- 日射遮蔽はどのように行えばよいですか?
- 設備機器の高効率化はどのように行えばよいですか?
- 内装の木質化はどのように行えばよいですか?また、その効果はどのようなものがありますか。
- 屋上や壁面の緑化はどのように行えばよいですか?また、その効果はどのようなものがありますか。
多様な学習内容・学習形態による活動が可能となる環境の提供について
- 将来の変化に柔軟に対応できる施設とする場合、どのような点に留意すればよいですか?
(教育内容・方法の変化、児童生徒数の増減等に柔軟に対応できる設計の在り方など)
- 少人数指導などのための多目的スペースを設ける場合、どのような点に留意すればよいですか?
(学年段階に応じた配慮、普通教室との連続性の確保、音の伝わり方への配慮など)
- 教科教室型とする場合、どのような点に留意すればよいですか?
(ホームベースの在り方など)
- 特別教室の整備に当たって、どのような点に留意すればよいですか?
(利用率の低い教室を生じさせないための工夫など)
- 外国語学習のための空間を設ける場合、どのような点に留意すればよいですか?
- 情報環境の整備に当たって、どのような点に留意すればよいですか?
(コンピュータ室、図書館、視聴覚教室の在り方など)
- 特別支援学級関係室の整備に当たって、どのような点に留意すればよいですか?
- バリアフリー対応における留意点にはどのようなものがありますか?
- トイレの改修をする場合、どのような点に留意すればよいですか?
- 他の公共施設と複合化する場合、どのような点に留意すればよいですか?
(空間構成・動線計画に対する配慮、防犯・防災上の配慮など)
- 屋内運動場を長寿命化改修する場合、どのような点に留意すればよいですか?
その他
- 鉄骨造校舎を長寿命化改修する場合、どのような点に留意すればよいですか?
(躯体の診断方法、長寿命化改修の方法など)
- 木造校舎を長寿命化改修する場合、どのような点に留意すればよいですか?
(躯体の診断方法、長寿命化改修の方法など)
- 減築とはどのようなものですか?どのような効果がありますか?
(耐震性能の向上、光熱費等管理コストの削減など)
- 減築工事はどのように実施すればよいですか?
参考資料
- 地方自治体における長寿命化改修の具体的な事例
- 国庫補助制度(長寿命化改良事業など)の詳細が分かる資料
大臣官房文教施設企画部施設助成課
調査係
電話番号:03-5253-4111(代表)(内線2051)、03-6734-2078(直通)